第46回 今年度から始まる「オーストラリアセミナー」

2010年6月5日

湘南学園中高では、国際教育の一環として、今年度から「オーストラリアセミナー」を開始します。すでに、「カナダセミナー」と「韓国セミナー」を実施してきているので、3つめの海外研修プログラムとなります。

豪州ではシドニーと並ぶ大都会のメルボルン。その郊外にある名門私学のノックス校と、すでに友好協定を締結して準備を進めてきました。
7月18日(日)から8月1日(日)まで、まず湘南学園の高2生・高1生の志願者がノックス校に行き、みっちりと語学研修を行います。現地のバディーと 一緒にそれぞれの英語の通常授業を受講するのです。こちらのセミナーでは、「カナダセミナー」のようには緩やかでなく、参加希望者には一定水準以上の英語 力を求めています。
またホームステイも「ツイン」はなく「シングル」のみ、つまりひとりずつです。滞在先のご家族と否応でも英語でコミュニケーションをとらねばなりません。最初は不自由が強くても、数日経てばヒアリングやスピーキングで手応えある上達が実感できるようになるでしょう。
フィリップ島遠足など観光も入って、最後のお別れパーティーはどんな光景が見られるか、私もセミナーの後半に参加して同行いたします。自分自身も少しは会話ができるように勉強しておこうと思います。

そして秋の9月18日(土)から10月1日(金)に、いよいよ今度はノックス校の交流生を湘南学園に迎えます。最初の対面式から最後の送迎会までの間に、多数の楽しいプログラムを用意しようと、いま国際教育委員会が中心になって準備を重ねています。
こちらの通常授業の一部に参加してもらい、「カルチャー講座」を受講してもらいます。ホームステイのかたわら、江の島・鎌倉方面や、小田原・箱根方面の遠足も予定しています。
このうち「カルチャー講座」は、本学の教職員や在校生の保護者にも協力をお願いしています。ノックス校の生徒達に、多彩で奥深い<日本文化>を少しでも 味わってもらいたいという趣旨です。生け花やお茶、柔道や剣道、空手や弓道、お料理、囲碁将棋、駒まわしや折り紙など、保護者の皆様の中でこんな事なら教 えてもいいかなという分野があれば、ぜひ1時間でも講座を用意して交流して頂ければと願っています。