新年度が始まって、第２番目の週が終わります。授業中に校舎を廻ってみると、どこでも新しいクラスで引き締まった授業の雰囲気が印象的です。
年間の学校生活ではゴールデンウィークが最初の一区切りになります。まだ慣れない環境の影響もあって疲れがたまりやすいですが、授業中は努めて緊張感を維持し、各科目の学習のリズムをつくっていってほしいものです。

例年、ＧＷに入る前の二度の土曜日を利用して、中１～高３までの最初の学年ＰＴＡ、引き続いて第１回クラス懇談会が分散して行われます。今日は高３、中２、中１、来週土曜日は高２、高１、中３の各学年が同時並行で実施します。会場は中高ホール、アリーナ、カフェテリアに分散しています。

新しい年度に入り、それぞれの学年ではこの１年間でどんな取り組みを重点的に進めて、学年の生徒達のどんな努力と成長を願っているのかを、保護者の皆様にお伝えする機会になります。各学年では新しい学年スタッフが紹介され、学年会の年間指導計画と意気込みをお示しします。持ち上がりのメンバーもいれば新任のメンバーもいますが、それぞれの持ち味を出し合い、新たなスクラムを組んで継続の課題や新たな課題に立ち向かいます。
クラス懇談会では、クラス担任の自己紹介があり、熱い願いや重点方針が語られます。保護者の皆様も特に注目されるところでしょう。そして今年度のＰＴＡ役員が選出されます。代表委員・クラス委員が、各クラスで５名ずつ互選されます。最後に役員になられた皆様が集まって協議して頂く流れになっています。

湘南学園のＰＴＡは、教職員と保護者の皆様の協同の力を大事にして、長い歴史を積み重ねてまいりました。それぞれご家庭やお仕事でご多忙な中を恐縮ですが、お子様が中高に在学される６年間に、可能ならば少なくとも１回は役員を経験して頂きたいとの思いがあります。
ＰＴＡの諸活動を通じて、お母様方、お父様方の交流がいろいろと広がって頂くことを強く願っています。お子様を通じてクラスと学年がご一緒になったのは大切なご縁になります。生徒諸君だけでなく、保護者の皆様がお知り合いの輪を広げられ、大切なお子様を仲立ちにして対話や親睦が深まって頂くことが大きな願いです。