第26回 体育祭の予行練習を実施
来週火曜日の体育祭本番へ向けて、今日は「予行練習」を行っています。すばらしい晴天に恵まれましたが、応援席に待っていると、日射しがきついくらいの一日です。
体育祭は、全校生徒からみると「短期決戦」です。一昨日から「体育祭特別時間割」に入り、色ごとに種目・応援・パレードなどの練習を進めています。
今日は当日の流れにそって、ひととおり進行を確かめ、一部の競技は試行して流れをつかみます。その反省に基づいて必要な調整・フォローをして本番を迎えることになります。
本日の予行を示す「体育祭進行表」を見ると、写真の通り全プログラムについて、時刻・用具・進行予定・委員の分担など、詳細な一覧表で説明されています。実行委員会の人達の意気込みと苦労が伝わってきます。
今年度体育祭の実行委員長を務める、高2の河村麻衣さんに、忙しい合間をぬって、昨日夕方に直接聞くことができましたので、ホットなお話をぜひ紹介した いと思います。テニス部員で、いつも明るく笑顔で挨拶してくれる、さわやかでステキな生徒です。腕にもいっぱいメモが記してあり、取材中も連絡用のピッチ が鳴るなど、慌ただしい中を協力してくれてありがとう。
・・・・・・実行委員会は総勢60名、幹部の人だけで11名います。運営に関わる全ての仕事を分担し、1つひとつていねいに話し合います。明日の予行へ 向けて、ライン引きをこれから急ぎます。明日一番重要なのは「招集」や「決審」の段取りです。種目も実際にいくつか行い、減点方式とかは関わる担当者全員 がポイントを了解しないとスムーズに公正に進められません。全体で時間がどのくらいかかるのかも心配です。競技の一部カットとかは避けたいですから。中3 の時、学園祭よりは短いからと部活の先輩にこの実行委員の参加を誘われ、誰もなり手がいなかった書記になってしまいました。ところがやってみてその魅力に はまりました。高1では副委員長をやってまた感動し、今年高2は当然委員長を引き受けました。先月の生徒会合宿からはもう休みなしの毎日です。先輩が引退 するテニス部の部活も気がかりで申し訳ないです。すごく疲れていますが、あまり手伝えないのにクラスのリーダーの人達や、学年の先生方も気づかってくれま す。「麻衣ちゃん頑張ってね」とか「お疲れ様」のひと声とかメモをもらいます。そうした言葉がこんなにも心にしみるんだって思います。嬉しくて重く受け 取っています。長縄や大縄などいろんな種目の練習で、中学生のみんながすごく楽しそうに笑顔いっぱいで練習する姿が嬉しいです。支えられる思いです。私が 目指したいのは「みんなが納得する、心に残る体育祭」です。きっと実現したいと願って、残された日々をがんばります。・・・・・・