第19回 中1と中2の遠足:今日の経過について

2010年4月28日

今日は、中1の「学年の日」行事にあたる、本日実施の遠足について、まず紹介します。
今回の企画は、「学校の地元である“湘南”を、のんびり歩きながら、新しい仲間との一日を楽しもう」という趣旨で行われました。
班ごとに協力しながら、春の湘南海岸と、一大観光スポットの江ノ島を満喫する一日にしたい、という学年会の願いで企画されました。
湘南海岸公園に集合し、開会式、クラス写真撮影をして、クラス・班ごとに江ノ島へ移動します。島を班行動で自由に散策しながら、数箇所でスタンプポイントを「しおり」の所定欄に押し、岩屋めぐりもして「北緑地」に集合。
そこで再びクラス写真を撮り、以後は腰越~七里ヶ浜~稲村ヶ崎まで班・クラスごとに海に沿って歩く行程でした。本校のロケーションを生かした、初めてのコース設定でした。

しかし今日はあいにく、昨日からの雨降りでした。予報ではお昼近くにほぼ雨もやみ、午後は雨上がりの爽快さがもどって、江ノ電沿いに海を見ながら歩ける はず、と祈る思いでした。けれどもなかなか雨はしぶとく、湘南海岸公園内の「サーフビレッジ」に待機して開会式を行い、出発時に班ごとの写真を学年主任の 有薗先生が撮りました。江ノ島まで歩いて「かながわ女性センター」へ直行し、そこで休憩し昼食を先にとって待ちましたが、午後も雨はしばらく延びるとの変 更情報を確認して、やむをえず13時前にはあとの行程を断念しました。施設内で閉会式を行い、クラスごとに小田急と江ノ電の駅方面へ移動して解散しまし た。

同行して感心したのは、まず“学年の日委員会”の生徒達がとても頑張ったことです。短い時間で何度も話し合って作成した「しおり」は、細かな事項まで行 き届いた、内容充実のパンフでした。開会・閉会ではリーダーの諸君がみんなにきちんと呼びかけていました。今回は雨が続いて残念な部分は残ったけど、この 準備段階から班メンバーやクラスメイトとの関わりや協力がいろいろできたことが良かったし、今回の経験は次の学年の日にきっと生かしていけると話してくれ ました。有薗先生からは、朝からのきつい雨にかかわらずみんな頑張って集合してくれ、皆で協力して進めようといろいろ努力したことをねぎらう言葉がありま した。横山先生からは、全部の行程は実施できなかったけど、海沿いに長く歩いて、荒々しい海の景色やサーフをする人、お店の人、他校の人など接して見る機 会は貴重だったこと、雨天の備えの大切さも確認できたこと、など今日の経験を大事にしよう、駅まで一緒に向かうこのあとの時間も大切にしようと呼びかけが ありました。皆さん、お疲れ様でした。
さて、昨日お知らせした中2学年の日は、現地到着が予定より遅れたものの、サイクルスポーツセンターへ到着し、予約していた体育館で大縄飛びはできて、 昼食休憩を経て、何と13時過ぎに「奇跡の晴れ間が!」という学年の先生からのメール連絡がありました。午後には各種の自転車で思いきり楽しめる時間がと れたのです。静岡県伊豆市という立地で、こちらは何とか天気の回復に恵まれたのです。また行きたくなる楽しさがきっとあったと思います。