第929回 「通学路向上マナー週間」の取り組みに感謝
今週は、生徒会の総務委員会と風紀環境委員会が、「通学路向上マナー週間」のキャンペーンを展開してくれました。今日はその概要をお伝えいたします。
これは、昨年度に総務委員会が基本方針の1つに「登下校マナーの向上」を掲げ、在校生対象の意識アンケートを経て行われたものです。クラス委員会や風紀委員会の皆さんも加わって自主的に提案してくれたのがとても頼もしい思いでした。その企画を今年度も引き継いで実施してくれたものです。そのねらいはこのように記されています。
「前々から地域住民の方々との間で学園生の通学路マナーが問題となっていることは知られているとおりです。その通学路をお互いに気持ち良く利用するために、学園生の通学路マナーに対する意識の改善・向上を目的としています。」
キャンペーン実施のポスターが貼り出され、今週月曜日の中学朝礼でまず風紀環境委員会の代表から呼びかけがありました。今週は毎日、各学年の輪番制で風紀環境委員や総務委員の諸君が、駅から学校までの通学路に分散して持ち場に立ち、朝8時から約50分間の当番に臨みました。
それぞれが、道路の真ん中より少し右側に立ち、そこを通る在校生に呼びかけます。・・・・・・「おはようございます」、「右側に寄って下さい」「2列でお願いします」、「車が来ています」などと声がけを続けるのです。
通行する近隣の方々にもご挨拶すること、通行人にもし迷惑をかけたらすぐに謝ることも、大事な留意事項として意識されています。一人であるいは二人で、ネームプレートを下げてさわやかに挨拶してくれる委員諸君の姿は、とてもありがたく頼もしい様子でした。
すでに毎朝、生活指導委員会の先生方が、駅周辺から通学路にかけて登校指導を続けていますが、生徒会に集まる在校生諸君の参入はとても嬉しいですし、生徒どうしの声かけは効果が大きいものです。学園近隣の住民の方々からも、お褒めや応援の温かなお声を届けて頂いております。
期間を区切ってのキャンペーン週間として位置づけられていますが、「生徒会報」の配布や「生徒会ホームページ」の掲載も合わせて進めてくれており、これからも継続して取り組んでくれるように期待しています。