今日も、夏休み中に行われたイベントから紹介いたします。

８月２２日(金)の終日、桜木町駅から近い「神奈川県立青少年センター」において、「文化フェスタ2014夏～第４回中学・高校文化部交流コラボレーション」が開催されました。

県内の公立・私立の高校や中学の文化部が結集して、いろいろな文化部の活動を知り合い、おたがいの交流を深めるとともに、一般市民の方々や特に高校受験を控える中学生に、文化部の楽しさや魅力を伝えようというイベントです。前回は春休みに行われ、来場者の増加を図ってこの夏休み中にも設けられたものです。

広い会場のうち、「発表部門」では演劇・人形浄瑠璃・吹奏楽・マーチング・合唱・和太鼓・手話ソング・アナウンス朗読・弁論などが、終日ステージで次々と熱く実演されました。

「ワークショップ部門」では、かるた体験・アナウンス発声体験・写真体験などが行われ、参加者の交流コーナーが設けられていました。

「ホワイエ展示」では、新聞・美術工芸・写真・書道・社会科・文芸・理科・図書・アマチュア無線・日本音楽・鉄道研究・将棋の各部門が、それぞれブースを預かり、展示や来訪者への実演指導と交流に努めました。

本校文化部からは今回、書道部と将棋部が参加しました。書道部は、内外のイベントで出演経験がとても豊富であり、来訪者への手ほどきは優しく、見事なものでした。

将棋部は初参加で、本将棋と「どうぶつ将棋」を用意して実演に努めましたが、予想以上に盛況で、浴衣姿の女子他校生や他校の様々な文化部員もおおぜい遊びに来てくれて、楽しい交流の輪が広がりました。

実行委員会の中心となるのは、多数の専門部会に属する生徒委員会の皆さんです。本校高３の橘田君は、将棋部の前部長で、生徒委員会全体の幹部を務めており、当日も大活躍していました。全体の「フェスタフィナーレ」では、その皆さんが壇上に立ち、手話を交えたテーマソングも歌い、深まる友情と絆を示していてとても感動的でした。

神奈川県内の高校や中学では多彩な文化部の活動も展開されていることがよくわかる機会でした。その交流と今後の活性化を期したこのイベントの継続と発展に期待しています。