第957回 “ノックスジャパンツアー”楽しい交流が進む!

2014年9月24日

今年も、海外姉妹校にあたる豪州メルボルン市のノックス校から、中高生10名と先生方3名の皆様を本校にお迎えしました。

学内のご家庭にホストファミリーを務めて頂き、10月1日まで楽しい交流やイベントを行います。夏休み中の「オーストラリアセミナー」では、本校の高校生15名がノックス校を舞台に2週間、みっちりと海外英語研修および豪州での生活を経験しました。「ノックスジャパンツアー」はそのリターンにあたっており、本校が毎年とても楽しみにしている国際交流行事です。

 

21日(日)に、中高ホールでまず恒例の歓迎レセプションを行いました。悪天候にたたられた昨年とはうって変わって、今年は素晴らしく晴れて気温もちょうど良い、過ごしやすい一日でした。

ノックス校ご一行の来園をお待ちしたのは、豪州セミナーの参加者、ホストファミリーを務めてくださるご家族の皆様、生徒会総務委員やダンス部員や有志の皆さん、保護者理事・監事の方々、同窓会やPTAの幹部の方々、国際・英語そして家庭科の先生方などです。

 

正午過ぎにバスが到着し、懐かしい再会にたちまちハグや握手の嵐になりました。歓迎会は、高1の樋口君と辰元さんの司会と英語挨拶に始まりました。

校長挨拶に続いて高2総務委員長の松本さんの思いあふれるスピーチ、豪州セミナーに参加した高1田代さんと土屋さんの流暢なスピーチがありました。

ノックス校の副学長であり我らの敬愛するピーター先生、続いて女性のケリー先生とティナ先生から日本語も交えた謝辞を頂きました。ノックス校生徒諸君の紹介と代表挨拶、コーラスを披露してもらい、盛り上がりました。
余興として、本校中学生女子のエアバンドの演奏は爆笑を誘い、ダンス部員の華麗なパフォーマンスに惹きつけられました。ホストファミリーの皆さんを紹介していよいよご対面です。

隣のラウンジへ移ると、家庭科の先生方が作ってくださった出来立てで美味しいピザとジュースが待っていました。あちこちに楽しい歓談の輪が広がりました。どのテーブルでもノックス校の生徒を囲んで、まるで旧知の仲のようにコミュニケーションが広がる様子が素晴らしかったです。大切な光景であり、中高時代にこそこうした経験に恵まれて欲しいと、改めて強く思いました。

 

22日(月)は、オリエンテーション、校舎見学を行い、午後には恒例の江ノ島遠足に出かけました。ブラジルから来日しているナターリャさんと、今回の相互交流に関係ある中高の在校生も大勢バディとして同行してくれました。

本日は、小学校和室で、PTA茶道サークルの湘友会の皆様の指導を頂いて、「茶道・お琴・長唄・日本舞踊」という多彩な日本文化の講習を受けてもらいます。バディの生徒達もサポートして一緒に楽しみます。午後には学園幼稚園の先生方のご指導により、「あやとり・折り紙」講習にトライしてもらいます。

このかけがえのない交流を通じて、友情と相互理解が育まれます。ノックス校と湘南学園の友好関係は、ずっと大切にしていきたい大切な宝です。