第965回 嬉しい卒業生の来園と再会
学園祭終日準備の2日目です。明日の開幕に向けて各参加団体の追い込みの作業が続けられています。
本校が自慢できることの1つに、卒業生諸氏の来訪が日常的にとても多いことが挙げられると思います。たとえばこの間、数々の学校内外の説明会でも特に感じられたことでした。
特に自分が受け持った学年やクラスの卒業生が、小学生のお子さんを連れて来られて、本校への入学を願っていることを知るのは、本当に嬉しくありがたいことです。実際すでに、湘南学園の中学高校、小学校、幼稚園には、大勢の卒業生保護者がおられます。
もっと若い世代では、大学生現役の諸君、就職先が決まった人や転勤の節目で来られた人など、いろいろな機会に努めて来園してくれるのが嬉しいです。 この数年間で、卒業生の同窓会加入率は劇的に上昇し、ほぼ全員に近い方々に入っていただいています。中高の在校生支援のための「サポーターバンク」にも若い卒業生が多数加入してくださっています。“母校に戻って教壇に立ちたい”という夢を語ってくれる、教員志望の人達がとても多くなったことも特徴的なことです。
30~40代あたりの世代で本当に久しぶりに立ち寄ってくれる方々もいます。時間の許す限り校舎のご案内もして、この間の長い学園の歩みと変化についてお伝えするようにしています。カフェテリアは80周年記念館の一部であり、いつでもこの場所を待ち合わせにして旧交を温めていただくことができることをお伝えします。
そして、人生の大先輩にもあたる同窓会の幹部の方々には、80周年行事に続いて、明日からの学園祭で用意してくださる作品展や、学園の歴史資料の整理と保存、国際交流やグローバル教育の具体化に向けてのご提言ご支援などで、多大なお力添えを頂いています。
湘南学園は、こうした皆さんのご協力によって存続してきました。近年さらに新たな連携が深まって、活性化してきていることが本当にありがたいです。
明日からの学園祭でも、数々の懐かしい再会に恵まれることを楽しみにしています。