第1001回 生徒会図書委員会~新版『本のむし』
すでに定期試験の開始1週間以内に入っており、今週はクラブ活動などが規制されます。
今日は生徒会活動から紹介します。生徒会の図書委員会は、中高図書室における様々な仕事や実務上のフォローを分担しています。また「イチオシ」の本の展示にお勧めのリードメモを付けたり、委員会新聞を発行して同じ在校生向けの推薦図書をまとめたりするなど、工夫やアイデアをこらした活動をしています。
恒例となっている『本のむし』~図書委員おすすめの本特集号~が掲示されていました。カラフルなポスターが魅力的だったので一部ずつ実物をもらいました。図書委員の諸君が、ミニ書評を添えてお気に入りの本をイラスト入りで紹介しています。やはり小説が多めで、委員の関心が集まっていました。
高校生版と中学生版、それぞれ挙げられた書名を列挙してみます。
<高校生版>
・親指さがし 山田悠介
・鏡とジャスミン アウンサンスーチー
1066日の戦い ティエリー・ファリーズ
・鴨川ホルモー 万城目学
・キリン 山田悠介
・つくもがみ貸します 畠中恵
・バッテリー あさのあつこ
・人はなぜ犬や猫を飼うのか
~人間を癒やす動物たち~ 有島もと
・ひとりずもう さくらももこ
・魔法科高校の劣等生Ⅰ 佐島勤
<中学生版>
・アナと雪の女王 サラ・ナイセン
・アンのゆりかご 村岡恵理
・黄色い目の魚 佐藤多佳子
・君の友達 重松清
・コンビニたそがれ堂 村山早紀
・三匹のおっさん 有川浩
・そして誰もいなくなった アガサ・クリスティー
・中学時代にしておく50のこと 中谷彰宏
・万能鑑定士Qの事件簿 松岡圭裕
・四畳半神話体系
書店へ行くと膨大な書籍の量にいつも驚かされます。じゃあこの本を読んでみよう!と決められることもありますが、新聞やネットの書評を頼りに興味を持った本を探して手に取ってみることも多いでしょう。
学園生諸君の読書の活性化のために、この『本のむし』も有力なガイドになることを期待しています。
図書室は司書の先生により、テーマ別の特集コーナーもいろいろ設けられており、とても惹きつけられます。在校生、保護者、外来の方々など幅広く皆様に入室していただきたいです。