第1031回 成人を祝う集い~今年もカフェテリアで開催!
12日の「成人の日」は、今年も晴天に恵まれました。二年前に湘南学園高校を卒業生した諸君も、大きな人生の節目をこの日に迎えました。
大部分の諸君は、それぞれまず地元の式典に参加しました。夜には、代表世話人諸君の呼びかけを受け、今年は鎌倉市内のホテルで準備された学園生の祝賀会に集合しました。
その間に卒業生諸君は、母校の湘南学園へ集まってくれました。午前と午後に分かれて開催される地元の式典に出席すると、学園へ集まる時刻はまちまちです。でも午後3時過ぎの開式時までに続々と集まり、全体で百数十名以上の諸君が懐かしい再会をはたすことができました。
この「成人を祝うつどい」は、成人式を迎えた節目に母校への挨拶も兼ねて再会をはたし、当時の恩師の先生方も囲んでお祝いの場を設ける主旨で開かれるもので、もう定着して10年以上になっています。
かつては中高ホールが集合場所でしたが、昨年から新しいカフェテリアで集合できるようになりました。この学年の諸君には在学中に開業が間に合わなかったので、初めて80周年記念館へ来て驚いた諸君も多かったようです。
今回の卒業生代表を務めてくれた高橋一生君の力強い司会で、会が始まりました。校長挨拶に続いて今回始めて、同窓会の会長の筧様からご挨拶を頂きました。記念館の同窓会事務室や学園の歴史の展示コーナーが紹介され、各界で活躍する諸世代の先輩達が大勢いる中で、学園と同窓会の更なる発展のために若い世代の協力やお力添えが重要であることが語られました。若い時代の様々な苦労を乗り越えての活躍とご多幸を祈りますと励ましのお言葉を頂きました。同窓会のリーダーで80周年記念事業でも大変なご尽力を頂いた前川様も同席して下さいました。理事長の辻様は毎年この会に出席して下さっています。
卒業学年の担当者を中心に、武居、渡邉哲、酒井、圓谷、横山、山口、佐伯など教員も参加し、お祝いのスピーチを届けたり、卒業生との旧交を温めて励ましに努めたりしました。そしてカフェテリアの運営スタッフの方々は、心のこもる軽食やデザート類を用意して下さり、サプライズのケーキまで用意して頂きました。
まずは女性陣の振り袖姿が艶やかで、皆さんとても素適でした。男性陣は概してすっかりスーツ姿がびしっと決まっていました。以前と変わらず名前を思い出せる人、感じがずいぶん変わった人などいろいろでしたが、すっかり成人の雰囲気になっていました。全員の記念写真もバッチリ撮れ、その後校内を後にして夜の祝賀会へ移動しました。
それぞれの諸君が、これから公私ともども、重要な人生の岐路を迎えていきます。大切な同窓の仲間とのつながりも支えにして、各自の人生で輝ける拠点をつかみ、時には希望を修正したり挫折も克服しながら、それぞれの幸せを築いていって欲しいと願っています。