第1032回 大学入試センター試験を迎える!
日本列島は、冬本番の厳しい寒さにずっと覆われています。それでも天気の良い日の昼間は、驚くほど柔らかい日ざしに恵まれます。梅の開花のたより、春の気配の訪れを楽しみに、この冬を乗りきっていかねばなりません。
大学入試センター試験は、真冬の厳しい季節に行われます。この試験自体の改変が検討事項になり、現在の小学生が受験に直面する時代には、大学入試のあり方が相当に様変わりすることも確実になってきました。
本校でもその情報収集と対策検討を本格的に開始しています。ともあれしばらくはこの試験は存続していきます。受験生にとっては現実にある目の前の大きな関門です。
本校では今年も高3学年の大部分の諸君が、センター試験の受験に臨みます。推薦入試で進学先が決まった生徒も受験を原則に指導されています。
今日も明日も、学年の先生方が大勢、受験会場へ激励に行きます。年末年始も含めて指導と寄り添いに努めてきた先生方の声援も胸に秘めて、これまでの勉学の成果を十分に発揮できるように祈るばかりです。
あとに続く在校生の中でも、「センター試験同日体験受験」にチャレンジする諸君が結構います。
予備校系の実施ですが、今年度の試験を同日の夕方から夜にかけて実際に受験してみます。高1は履修範囲の不足から参加者は数名ですが、来年に本番を控える高2は相当な人数が受験します。今回は何と百名近くにまで増加しました。この時点で実際に同じ試験を受け、自分の目標に対して「現時点での差異」を実感し、自己診断し、今後一年間の勉学に向けた決意を深める貴重な体験になることでしょう。
まずは受験本番の高3諸君が、そして捲土重来を期す浪人生諸君が、納得できる得点を獲得し、今後の受験シーズン本番へ向けて大きな展望を広げていけるように祈っています。