第1051回 スケッチブック~みんなで描く生徒会~

2015年2月16日

来年度の生徒会の年間方針について、総務委員会から原案が示されました。
その内容に注目して、今日の通信は「議案パンフレット」に沿って概要を紹介したいと思います。

 

2015年度のテーマは、“スケッチブック~みんなで描く生徒会~”とされています。そこにこめた願いは以下のように記されていました。

このテーマには会員一人ひとりの個性を大切にし、“一人ひとりが意見を言いやすくみんなが参加できる生徒会”にしたいという思いが込められています。 たとえば、新入生歓迎会は中学1年生にとっては初めての行事、つまりこれから描いていく学園生活の最初の1ページになり、体育祭は各チームというスケッチブックに各学年の色をのせていき、先輩・後輩が協力して1つの目標に向かっていく。学園祭は各クラスというスケッチブックに一人ひとりの個性という色をのせていき、そして合唱コンクールではそれぞれが描いてきたスケッチブックを集合させ、各クラスで最高のスケッチブックを創り上げてほしい。さらに行事以外の普段の学園生活でも委員会や部活などの生徒会活動を通して、学園生活という素敵なスケッチブックを描いていけたらいいなと思っています。

 

 

そのために2015年度は、★クラス委員会を活発化→クラス委員会の本来の役割を取り戻し、クラス委員会で出た意見を反映しやすくする。(例)身なり★各種委員会の活動見直し→委員会活動が仕事が決まっていてあまり魅力が感じられない状況があったと思うので、各委員会で活動内容を見直して委員会を自分たちのものにする。★会員の意欲に応える→クラス委員会を始め、公聴会なども開催して意見を言いやすい環境を作る。

2015年度は、以下4つの部門で運営していきます。★学内活性化部門★学外活性化部門★広報部門★クラス委員会特化部門(新設)

 
議案パンフレットには、以上の総論を受けて続けて、各部門の活動と主要な学校行事について詳しい方針案が説明されています。こうした年間方針の原案は毎年、合宿も含む生徒会執行部と幹部の話し合いによってまとめられます。そして今月のクラス委員会を皮切りに全学的な話し合いを経て、3月20日の生徒総会で議決されることになっています。

生徒会リーダーの諸君の課題意識を垣間見る思いで原案に接しました。全校的な協議や積極的な提案がさらに生かせるような生徒会活動が展開されていくことを楽しみにしています。