第1106回 相模鉄道の沿線~大好きなスポットから ②

2015年5月25日

前回のつづきです。庶民的な商店街をめぐるのが好きです。「洪福寺松原商店街」は中でも大好きなスポットです。

高架駅の天王町のホームから改札に下りていくと、駅そばの魅惑的なにおいにいつも胃袋がぐーぐーします。相鉄線に沿うように、旭区~保土ヶ谷区~西区と流れる「帷子川」は、相鉄沿線の景色を代表する河川です。天王町駅前で帷子川を渡ると、川面にはたくさんの鯉がいます。遠くに見える横浜ランドマークタワーの光景が鮮やかです。

レトロな喫茶店が多い道を進むと、「横浜のアメ横」と呼ばれる有名な商店街につきます。店員さんの元気な掛け声と新鮮野菜や段ボールのあふれる八百屋さんがひしめきます。魚など海産物の品揃いや露店直売の様子など実に魅力的な商店街です。

 
さがみ野駅のそばには桜並木があり、桜まつりが賑わいます。緑園都市のおしゃれな住宅街は、年末のイルミネーションの競演も知られ、一度ぐるっと廻ってみたことがあります。

ゆめが丘駅は、駅舎の造りが斬新です。地下鉄・下飯田駅も望めるだだっ広い駅前の光景は、いずれ大きく変わるのでしょうか。

少ない私の体験だけでも、このように相鉄沿線に馴染みの光景が年々増えました。和田町駅から「保土ヶ谷公園」~「学園通り」をゆっくり巡るコースはいつかの楽しみにとってあります。「よこはま動物園ズーラシア」もいずれは終日かけて堪能したいと思っています。

 

昨年ついに特急が開通したのには驚きました。各駅・急行・快速に続いての登場です。相鉄をめぐる長い歴史を調べると、複雑な開発の歩みがあったことに驚かされます。

そし相鉄は今後、西谷駅を起点に東急やJRと直通する路線を延長し、都心方面へのアクセスを飛躍的に前進させる計画を進めています。大手私鉄の中ではローカルの雰囲気もこれまで残していましたが、今後更にメジャーなイメージも強めていきそうです。相鉄を利用して通学する在校生には、沿線の素適な情報をいろいろと教えてもらいたいと思います。