第1137回 湘南学園中学校~来年度の募集要項を確定
6月の最終日です。学校の近隣でもう満開の「夾竹桃」の花を見ました。健気な夏の花です。“梅雨寒”の朝晩もありますが、長い夏の到来に心して臨もう、暑さにまけずに楽しく元気に暮らしていこう、と思います。
本日は、来年度の中学募集要項の概要が確定しましたので、ここでもお伝えしておきたいと存じます。詳細は、本校サイトにある「 中学入試情報|募集要項ページ 」の方をご覧になって下さい。
2月1日 A日程 午後 40名 国語・算数の2科
2月2日 B日程 午前 40名 国語・算数・社会・理科の4科
2月3日 C日程 午前 30名 国語・算数・社会・理科の4科
2月6日 D日程 午前 20名 国語・算数の2科
いずれも、インターネットは即日で合格発表をします。
本校の中学入試は、6回前まで数年間は、応募者も受験者も徐々に減り続けていました。5回前から午後入試を復活し、受験科目も一部で2科を復活し、定員の再配分を行いました。危機をのりこえるべく、募集広報の様々な活動に全力で取り組んできました。
おかげさまで出願総数も受験者数も連続の増加に恵まれ、特に2013年入試では県内トップの伸び率を示しました。その後2回の入試はその反動と向き合いながら、懸命に募集広報に努めました。応募者数も受験者数も減少しましたが、最終日までの実受験者数は相当な人数に恵まれ続けており、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。2014年入試では実入学率の著しい上昇により8年ぶりの1クラス増~新入生6クラスとなりましたが、2015年入試は前々回並みの実入学率になり5クラス体制に戻りました。
次年度の中学入試へ向けて、神奈川県内では「入試前半への募集配分の傾斜」がさらに年々激しく進行しています。午後入試の実施校は偏差値の上位校へも次々と広がり、「1日と2日が勝負」と入試日程の前半集中が進み、午後入試の連続実施校まで増加するばかりです。両日の午前午後に連続受験されるケースまで更に増えていることでしょう。
その中でも本校は、基本的なスケジュールには変更を加えておりません。心配な日程もありますが、できるだけ固定化をはかり、受験生保護者や中学受験指導塾の先生方から見通しの良い、安定感のある入試を実施できればと願っております。
受験生も保護者も、本当に長期間にわたって受験勉強を頑張り、献身的に支えてこられます。後半日程にもきちんと入試日程を入れ、最後まで存分に成果を発揮していただく機会を保証したいと考えます。
実際に前半日程で合格した受験生が次々といなくなって、レベル的にも受験経験を重ねた実戦力からも、後半日程の合格可能性は大いに上がっていくものです。
最終の6日D日程は、受験生と保護者のご疲労の蓄積と他の上位校の合格発表時刻も考慮して、前回から集合~試験開始時刻を遅くしました。「D日程をふくむ3回または4回受験」の方々への優遇措置の判定や合格通知等受領期間の弾力化など、基本的な留意事項も継続しております。
単純な倍率ではかなり高めの本校ですが、実際に受験して頂いた「のべ数」でない実質上の人数を分母とすると、総合格者数はその半数以上に達しています。そうした要点についても今後詳しくご説明してまいります。
これからも説明会や公開イベントなど数多くの機会を用意しております。ホームページの情報にも気をつけていただいてお気軽にご来園下さいませ。