第1186回 秋の江の島花火大会

2015年10月20日

先週土曜日の夜に、湘南学園の付近でとつぜん大きな音が続きました。途中でその正体に気づいてワクワクしましたが、現場まで行く時間はとれませんでした。

「ふじさわ江の島花火大会」が10月17日(土)18時から行われたのです。

ちょうど同僚の若い先生と鵠沼海岸駅へ向かう間も、ズシンと辺りを揺さぶる大きな音が断続的に続きました。住宅街の途中の所々で鮮やかな花火がきらめく光景を見かけました。大玉がスルスル上がってどーんと割れんばかりの音がする様子に心がわきたちました。駅そばの線路付近からもカラフルな花火を見ることができ、藤沢までの小田急線臨時便はもう帰路を急ぐ人たちで満員に近い状況でした。
なぜ花火大会が秋なのか。ネット情報も頼りにまとめてみます。


以前は長い間7月下旬、次いで8月初旬に行われていました。2010年に横浜市で開催されたAPECに伴う警備上の理由で、規模を縮小して夏と秋に分けて行われたようです。2011年は東日本大震災の影響で中止されました。

その後藤沢市の検討で、秋にも観光客を呼び込めるように、また治安上の配慮もあって、夏は小さく秋を中心に花火大会を行うようになりました。今年もまず8月に納涼花火大会が行われ、今回の10月がメインの大会となりました。打ち上げ数は約3千発、色とりどりの小さな割物が開く尺玉や、音楽に合わせてカラフルに輝く仕掛け花火など新趣向の花火が多く、フィナーレのスターマイン大連発は圧巻だそうです。

今年も数万人の観光客が集まって盛大だったようです。数々の花火の競演はネットの動画でもうさっそく鑑賞できる時代です。友人や家族と一緒に江の島付近へ出かけた在校生や卒業生も少なくなかったと思われます。今後は日程に気をつけて可能な年には近い場所で堪能してみたいと思います。