第1197回 「鵠沼に暮らした文人とその作品紹介」の展示会

2015年11月4日

「鵠沼に暮らした文人とその作品の紹介」の展示会が、湘南学園にごく近い「鵠沼市民センター」内の「鵠沼郷土資料展示室」で開催されています。
10月15日~1月15日までのロングランで、10~16時(月曜日と年末年始は休館)に見学可能です。この前には「戦後70年」の今年度を記念する写真資料展が開かれ、NHKや全国紙・タウン誌などで大きく取り上げられました。それに続く貴重な展示会となります。すでに新聞でも続々と紹介されています。

 

このイベントの中心として活躍される内藤喜嗣様が、「鵠沼郷土資料展示室だより」第35号や、展示会ポスターなどを学園に届けて下さいました。
展示会の内容を例示される詳しい誌面には、志賀直哉や芥川龍之介など名だたる文豪の名前が出てきます。文人達が暮らし滞在した場所はそれぞれどこか、鵠沼界隈の地図上で示され、文人達が逗留した旅館「東屋」についても写真を中心に紹介されています。

先生からは、「鵠沼を語る会」発行の『鵠沼』第111号も献本して戴きました。<特集・戦後70年・・・終戦前後の記憶>という内容で、会員の方々の貴重な手記を中心に編集されています。

 

先生は、湘南学園の卒業生でおられます。本校が今年度から始めた連続講演会では、第1回「鵠沼と湘南学園について」でレクチャーして戴き、今週土曜日に実施予定の第4回「岸田劉生について」の講義も担当して戴きます。
HPのトップページで詳しい内容をご参照されて、ぜひご来園下さい。

 

内藤喜嗣先生は、更にこの夏~秋に藤沢市生涯学習大学の講師も担当され、『鵠沼海岸海水浴場・開設130年』のテーマで、江ノ島~鵠沼の地域の歴史的変遷を、FMラジオ放送で連続レクチャーされました。
常に緻密な資料を入念に用意され、市民が理解しやすい充実した展示会や講演会を行っておられます。その該博な知識の広さと精力的なご活動ぶりに尊敬の念を深めるばかりです。今回の展示会と連続講演会でもしっかりと学びたいと思います。