４年前に学園ＰＴＡの主催で、ヤングアメリカンズの初公演が学内で実現しました。大きな感動を受けて、翌年は別のＮＰＯ法人の主催により学園諸団体の協賛を得て実現できました。昨年は再び学園ＰＴＡのご尽力によって、再び学内公演が行われました。

そしてこれまでヤングアメリカンズに参加した学園生とお子様の様子をごらんになった保護者の皆様のお声が、継続の原動力となりました。“自分に自信がついた”“これからに希望を持てた”“来年も必ずＹＡに参加したい”といった参加者の熱い声が次々と寄せられてきたのです。

歌やダンスを通じて、英語やジェスチャーを通して仲間とともに自分を表現し、一緒にパフォーマンスに挑む楽しさと達成感から、参加者は新たな自分の可能性をつかむチャンスと実感できたようです。毎回続けて参加する学園生達もいました。

湘南学園中高らしいグローバル教育の発展へ向けても、ヤングアメリカンズは大事なプログラムの１つと考えるようになりました。今春のスーパーグローバルハイスクールの申請にあたっても、ＹＡへの参加を１項目として掲げました。湘南学園の建学の精神に沿って、「明朗で実力あるグローバル市民」としての素地を養う機会にもなると考えた次第です。

グローバル化の深まる世界と日本で、「多様性」や「つながり」という言葉がキーワードとしてよく指摘されます。民族や言語の違いを越えてお互いの文化の多様性を尊重し合い、その上で同じ地球に生きる人間として、世界市民としてのつながりを深め、協力していける生き方が求められているのです。

そうした願いに沿う体験学習の貴重な１つの機会として、ヤングアメリカンズを位置づけました。その日本公演は参加希望校・団体が多く、スケジュールが立て込む中で、何とか湘南学園向けに確保していただいています。

今回は、湘南学園中高の主催により生徒参加数を増やし、これまでとても多かった学園小学生の参加も確保した上で、市内他校の生徒の皆さんにも一定数の参加を今後募る方式で実施することになりました。

藤沢市教育委員会の後援をいただき、藤沢市民会館大ホールを中心にワークショップと公演を行います。本番ショーの鑑賞チケットのご案内もいずれ行います。ご注目頂ければと願っております。