この秋、湘南学園中高の校門近くで、事務所の前の空き地にすてきな花壇が設けられました。今日はその紹介をいたします。

９月にＰＴＡのお父様を中心とした「サポーターズ・クラブ」の皆様や、ＰＴＡ有志の方々と子供達のボランティア、そして学園高校と中学にお子様がお通いの小原様の強力なサポートによって、お花畑の基礎が築かれました。小原様からは耕耘機や草刈り機をお借りし、花の種や有機肥料を寄付して下さって実現したことです。

空き地の土を耕すと石や廃材やゴミ類が出てきてすごく大変だったそうです。最後はスコップで耕耘し、きれいに雑草を刈って、種まきが行われたのです。長い竹も利用して可愛い畑の小路がつくられました。

そして11月には更に、小原様からパンジー160株のご寄付を戴き、ご夫婦とサポーター・クラブ代表の五十畑様を中心に素適なデザインで植え込みをして下さいました。

可愛い板のご案内にも写真でご注目下さい。色とりどりのパンジーが可愛くてきれいです。毎日ここを通る学園中高生はもちろん、学園関係者や通行人の方々の心を和ませてくれます。

この先パンジーが咲き終わった頃には、菜の花が登場します。そして多彩なワイルドフラワーへとバトンタッチしていきます。

五十畑様からカフェテリアの方々に「菜の花をぜひラボで出食して下さい」との依頼も寄せられたそうです。チューリップの球根も植えられていることを伺いました。

学園近隣の空き地や空き家をめぐる長年の取り組みがありました。今回は暫定的な有効利用の観点から、費用をかけずに効果の大きい「ワイルドフラワーガーデン」が採用されました。

学園と在校生のことを思ってお花を植えて下さった関係者の思いやりとご努力に心からお礼を申し上げます。お花畑が一段とにぎやかになる季節に新入生を迎えられるのも嬉しく、来春の光景がとても楽しみです。