今日は、１１日「成人の日」に本校で実施された「成人を祝うつどい」についてご紹介いたします。

今年も晴天に恵まれ、二年前に湘南学園高校を卒業生した諸君も、大きな人生の節目を迎えました。大部分の諸君はまず地元の式典に参加しました。夜には代表世話人諸君の呼びかけで、横浜市内のホテルで準備された祝賀会にも多数集合したようです。

その間に卒業生諸君は母校に集まってくれました。午前と午後で開催される地元の式典に出席するので集合時刻はまちまちです。でも午後１～３時頃には続々と集まり、全体で１００名程の諸君が懐かしい再会をはたすことができました。

この「成人を祝うつどい」は、成人式の節目に母校への挨拶も兼ねて皆で再会し、当時の恩師の先生方も囲んでお祝いの場を設ける主旨であり、定着して１０年以上になります。かつては中高ホールが集合場所でしたが、一昨年からカフェテリアが会場になりました。

昨年より同窓会からのご祝辞も頂いております。卒業生代表世話人の柴田正太郎君の司会により、同窓会会長の筧元則様から、貴重な御挨拶を頂きました。
同窓会の事務室や学園史展示コーナーも紹介され、各界で活躍する諸世代の先輩達が大勢いるが、学園と同窓会の更なる発展のためには若い世代の意見や協力がますます大切になっていくと語られました。様々な苦労を乗り越えてそれぞれ活躍されるよう祈りますと励ましの御言葉を頂きました。

８０周年記念事業の中心として活躍された副会長の前川力様なども同席して下さいました。ご依頼を受けて。同窓会幹部の方々と卒業生代表男女３名および当時学年主任の伊藤先生との座談会も行われました。

校長の挨拶に続いて、卒業学年担当の教員スタッフであった伊藤、池田、原、松井、植田、鈴木等からもお祝いのメッセージが送られました。カフェテリアの運営スタッフの方々は、心のこもる軽食やケーキなどデザート類を用意して下さいました。同窓会からは花束やフルーツの差し入れを頂きました。

女性陣の振り袖姿などが艶やかな様子、男性陣はスーツ姿がびしっと似合う様子など、懐かしく頼もしい姿に接し、現在取り組んでいる分野の話など聞ける人達もいました。全員の記念写真は、集まりの最初と最後にしっかりと撮影できました。

卒業生との旧交を温められるこうした場面は、我々の教員冥利につきる嬉しい場面です。それぞれ幸多かれと祈りながら、今後の末永いおつき合いを約束しました。

卒業生の皆さんは、これから公私共々に重要な人生の岐路を迎えていきます。大切な同窓の仲間とのつながりも支えにして、各自が輝ける拠点をつかみ、時には希望を修正したり挫折も克服しながらそれぞれの幸せを築いていって欲しいと願っています。