第1260回 中国・昆明の日本語専攻大学生との交流
今週は、特別の国際交流のイベントを行っているので紹介しましょう。
中国・雲南省の昆明市で日本語を学んでいる大学生のお二人を、本校へお招きしています。6泊7日の短期間ですが、多彩なプログラムを用意して学園生との交流を行います。この間本校在校生のご家庭がホストファミリーを担って頂き、もてなして下さっています。
この企画は四年連続の実施になります。三年前の2月「日中国交回復40周年」を記念し、地元の藤沢市国際課の要請も受けて「藤沢市の友好都市である昆明市で日本語を学ぶ大学生を湘南学園にお招きする」という企画が実現しました。湘南学園同窓会と後援会、国際教育専門会社、対中国ビジネス会社、藤沢市、藤沢市ロータリークラブからご賛同とご援助を受け、8名の大学生と引率の先生をお迎えしました。最終日には「日中豪青年シンポジウム」を設けて若者どうしの貴重な交流を深めることができました。
その成果も受けて、日本が大好きで日本語を学ぶ中国人大学生と在校生や卒業生との継続的な交流になればと、その後毎年お二人ずつお招きして交流を続けてきました。今回はともに20歳の男子大学生が来日されました。
英語・漢文・国語・家庭科・理科の授業などを聴講し交流してもらっています。8日には藤沢市長を表敬訪問し、日中友好にゆかりの深いニエアル氏記念碑(鵠沼海岸)を参拝しました。小学校で茶道体験もしました。
本日放課後には、在校生向けの「中国初級講座」で協力してもらいます。限られた期間ですが、様々な場面で日中の若い世代間の交流が図れればと願っています。