第547回 中学の英語・数学~放課後の指名補習

2012年10月23日

 今日の写真は、満開になったコスモスです。「秋桜」とも記されるこの花の美しさは格別です。涼しくなった秋本番ぴったりの風情で私達の心を和ませてくれます。

 さて湘南学園中学高校は、前期~後期の「2期制」をとっています。学力の定着強化を図って、授業を中心としながら、朝や放課後の希望講習(中高)や、放課後の指名補習(中学)を日常的に行っています。
 9月に行われた「前期期末試験」の結果を受けて、後期のスタートから中学の各学年で英語と数学の「放課後指名補習」が再開されているので、本日はこの取り組みを紹介しましょう。

 英語と数学は、現在学ぶ内容が今後の学習の土台となる性格が強く、成績の格差が中学段階で進行しやすい教科です。そこで、成績の到達が厳しかった諸君を指名し、週1日ずつ放課後補習を行います。教科の先生が二名ずつ入ってチームで指導します。課題プリントのチェックなども二人の先生がいるので丁寧に進められます。人数は15~20名ぐらいにしぼり、現在の学習内容に沿った「基礎基本の習熟徹底」に努めます。今回は40名以上を指名して補習を拡大した学年・教科もありました。

 目的は、湘南学園中学生の全員が、基礎学力をしっかりと身につけて、高校段階の高度な学習を進められるようにすることです。「英語は苦手」「数学は苦手」とあきらめずに、「小さなパーフェクト」と「小さな自信」を少しずつ積み重ねて意欲を高め、その先の学習に積極的に挑んでいけるようになってもらうのが願いです。
 補習のある日は、部活があってもすぐには行けません。補習の受講が優先です。つらいけど「受講できた方がトクだから!」という気持ちで臨んでもらうように、学年の先生方は励ましに努めています。