第496回 夏本番に向けて~中学と高校の朝礼

2012年7月3日

 今年度12名もいた教育実習生の諸君は、先週土曜日で実習を終え、最後の交流や名残惜しい別れを垣間見ました。全体に明るくて積極性に富み、意欲あふれる実習生たちの頑張る姿は、学校全体にとって大いに刺激になったと思われます。
 7月に入り、梅雨最中の日々の天気が気になる時期ですが、生徒諸君にとっては、夏休みも近づいてきて「この夏をどう過ごそうか、生かそうか」の意識も強まる時期でもあります。

 この時期には例年、中学・高校別に全校集会にあたる朝礼を行っています。
 6月25日の中学朝礼では、直近の「藤沢スポーツデイ」や夏休みの部活の大会・コンクールへ向けて、激励の壮行会の場面を設けました。出場する運動部や文化部の中学代表たちが前へ出て決意の弁を述べてもらい、生徒会総務委員会からも応援の言葉を述べてもらいました。同じ運動部でも男女それぞれに語ってもらうようにしました。
 柳下教頭からは、スポーツの持つ厳しさと奥深さにふれながら、皆で力を合わせて取り組んだ練習の成果を発揮することの重要性を強調した激励がありました。また夏休みへ向けて勉強の課題をしっかりと意識し、中間試験の反省を踏まえて夏期講習を有効に生かし、この夏の学習面の獲得目標を明確にすることや、勉強と部活などのメリハリとバランスに留意した夏休みを過ごすことの大切さについてお話がありました。

 昨日の高校朝礼では、特に夏休みの活用にも留意して、今後の教科学習のパワーアップと大学受験へ向けて意識の強化について、校長と中泉学習進学指導主任からお話をしました。ことにこの春大学へ進学した先輩達7~8名が3月の「合格体験講演会・質問会」と6月の「卒業生学習法指導会」で話してくれた金言に満ちたアドバイスを一部紹介しながら、また模擬試験結果の受けとめ方など進行形の現状に即して、具体的な助言やメッセージに努めました。

 卒業生諸君からは、「後輩のために出来るだけ励ましや援助に努めていきたい」と数多くの積極的な申し出を受けています。様々な場面で在校生諸君と関わってもらう場面が具体化されつつあります。これからの湘南学園中高の教育プログラムの充実を、卒業生諸君のお力添えをさらに積極的に頂く形で図っていきたいと考えています。