第471回 本日から前期中間試験がスタート
今年度最初の定期試験である「前期中間試験」が、本日から始まりました。
高校生は8日(金)まで5日間、中学生7日(木)まで4日間、一日に2科目、または3科目の試験が連続で行われます。
試験時間は50分が基本ですが、科目によっては30分、60分、高校では80分の試験科目もあります。めいっぱいハードな毎日が続きます。
中学1年生にとっては、このテストは最初の大きな試練となります。初日は「数学β」「理科2」「技術」を受験します。あとの三日間は2科目ずつとなります。
他方で高校3年生は、大学入試へ向けた日々の受験勉強と、定期試験の準備とで、時間配分に悩みがあることでしょう。定期試験の準備がそのまま大学入試の準備につながる部分も少なくありません。調整と両立に十分努めて、納得できる成績を残してほしいものです。
高校2年、高校1年、中学3年、中学2年の諸君は、昨年度までの体験と反省をふまえて、ひたすら全力投球の日々を過ごしていることでしょう。自己ベストを目指す力強いスタートダッシュを願っています。
試験の終了後は、各学年の生徒諸君が、毎日時差でいっせいに大勢下校します。そこで中高の専任教員のほぼ全員で、連日下校指導を行います。学校の前から、駅の周辺まで、いくつものポイントに分かれて立ちます。多数の生徒達に声をかけながら、一般の通行人の皆様に迷惑が少なくなるように努めています。しばらく学校に残って勉強していく諸君もいますが、あまり遅くならないように声をかけています。
不安が先行しやすい最初の定期試験です。復習は予想以上にたいへんなものです。特定の科目に相当な時間がかかって、後回しの科目は準備不十分でテストに臨んでしまうことも起きがちます。ふだんの復習不足を改めて痛感することでしょう。
それでも「定期試験の範囲に沿って、なるべくパーフェクトに総点検をやりきる」努力は、この先の学習内容を身につける土台となり、将来の大学受験へ向けての拠点にもなります。小さな時間も惜しんで懸命の努力を重ねてほしいと願っています。