第462回 ノックス小学校・ケリー先生との交流
豪州メルボルンにあるノックス校は、湘南学園の大切なお友達です。友好協定を結んで、相互の交流を様々な場面で深めています。
夏休みに2週間、こちらから「オーストラリアセミナー」で高校生達が現地を訪問します。現地の普通の授業を受けて、一人ずつのホームステイでお世話になります。英語の特訓と深い交流には最高の機会になります。秋には「ノックスジャパンツアー」でノックス校の高校生・中学生諸君が学園を訪問します。この秋にも日本理解を深めてもらうためにカルチャー講座を用意し、保護者のご家庭に滞在して頂き、学園の近くの景勝地に皆で遠足に行きます。こちらの授業や部活や行事を通しても様々な交流を深めます。約2か月の期間を中心に相互の留学も定着してきました。
そのノックス校の小学校からケリー先生が来日し、学園で3日間様々な交流に参加して下さいました。笑顔をたやさないチャーミングな女性でした。高校・中学の英語の授業に参加し、プレゼンテーションをして下さいました。小学校6年の教室や幼稚園にも行って頂き、交流の機会を得ました。江の島観光や夜の音楽会・夕食会でおもてなしをし、PTAの茶道のサークルにも参加して頂きました。ケリー先生は来日前はベトナムに滞在し、この後高山や京都など各地を歴訪し、離日後はヨーロッパ各地へ行かれます。学校に承認された長期の研修で世界の見聞を広めておられるとのことで、羨ましく思いました。
中2の英語の授業では、A組の生徒達が担任の友田先生の指導を受けて、総合学習でも訪問する「鎌倉」の手作り英語ガイドブックを作成し、ケリー先生にプレゼントしてくれました。
大仏・長谷寺・鎌倉ハムなど名品・小町通り・人力車・鶴岡八幡宮などをイラスト入りで判りやすく紹介しています。
サークルの「茶道湘友会」の方々は、松が岡邸でケリー先生に茶道をガイドして下さいました。隣にいるのは理科の圓谷先生で英会話も堪能です。ケリー先生は茶道には特に関心を持たれていたようで、貴重な楽しいひとときとなりました。