第380回 成人式を終えて~卒業生が大結集!(1)
1月9日(月)は、「成人の日」の祝日でした。
電車に乗ると、成人式を迎えた振り袖姿の女性達や、スーツ姿等でそれと判る男性達が、友人どうし連れ立っておおぜい乗車していました。自分の息子と娘もそれぞれ数年前にすでに成人となっており、そこからの歳月の進行にも思いをはせました。
さて、二年前に湘南学園高校を卒業生した諸君は、この日それぞれ地元の成人式の式典に参加した人達が多かったはずです。
その後、卒業生の代表世話人の人達の呼びかけを受けて、卒業生全体の過半数の100名以上の皆さんが、夜に藤沢市内のホテルで祝賀会を開きました。
これに先立って、今年も卒業生諸君が、続々と学園中高ホールに集まってくれました。この「成人のお祝いのつどい」は、成人式を迎えた節目に母校の湘南学園へのご挨拶も兼ねて来園し、中高ホールで懐かしい再会をはたすとともに、当時の恩師の先生方も囲んでお祝いの会を設けたいとの主旨から開かれたものです。事前に申し入れの文書を学校に提出してくれました。
この貴重なつどいは、ここ数年で本学園で受け継がれ定着してきました。
私立の中学高校で学び生活した彼ら彼女らにとって、母校の校舎は更に特別な意味を持っているからでしょう。
成人式はそれぞれお住まいの地域で行われますが、同世代の幅で地元の交友関係は、私学卒
業生にとって一定の制約があります。式典に出席した後の大切な時間を学園生の輪の中で過ごしたい、6年間、時には12年間~14年間もの年月を共に過ごした学年メイトとこの良き日に再会したいという気持ちは、とても強いだろうと理解されるのです。