第381回 成人式を終えて~卒業生が大結集!(2)

2012年1月14日

 卒業生の諸君は、それぞれの地域で午前と午後に分かれて開かれた成人式に多くが出席した後で、続々と学園ホールに集まってくれました。

 振り袖姿の女性の皆さんは、一人ひとり美しくあでやかでした。多くはスーツに身を固めた男性諸君も、すっかり大人びて頼もしい感じでした。それでも当時の雰囲気がいろいろ確認できて、懐かしい想いです。

 卒業生代表の辻さん、橘川さん、宮芝さん達の司会で、会が始まりました。
 卒業学年の学年主任や担任だった教員スタッフの伊藤、有薗、服部から、お祝いとはなむけのスピーチが贈られました。私からもお祝いの話をさせて頂きました。続いて全員を撮る記念写真となりました。今回はいつもお世話になっている学園OBのカメラマン・鈴木様に撮影をお願いしました。とても人数が多いので皆を枠に収めるのにご苦労をおかけしました。
 かつて同じクラスやクラブ、また学校行事などで共にいろんな体験や苦楽を共にした卒業生達の絆は、本当に深いものです。思い思いに友達同士でまた晴れ姿の男女の仲間で、また部活の後輩諸君も来てくれてスナップ写真を撮ったり、歓談の時間が続きました。
 その後会では、皆のアンケートに基づく楽しい「パーティーゲーム」も実施されました。また始めに当時の学年の先生から、後輩諸君のために「大学OB訪問」への協力依頼もなされました。この学年が高2の時に実施された「大学バスツアー」の企画がその後の学園でも継承発展され、在校生が自分の志望校の先輩を訪ねてお話を伺い、各自の進学意欲を高める大切なイベントになっているからです。

 慌ただしい一日を母校に集まってくれ、旧交を温めながらいろいろと協力してくれた卒業生諸君は、その後校内を後にして、藤沢駅近くに用意した特別会場へと移動しました。様々なアトラクションも用意され、多数の同窓生が再会を懐かしみ、楽しい時間を共にしたことでしょう。
 現在のキャンパスライフやいずれ本格化する就職活動のことなど、話題もさぞ豊富だったことでしょう。時代の厳しさも背景に、様々な不安も抱えつつ、それぞれの諸君が今後の進路を模索しているはずです。同窓の仲間とのつながりも支えに、各自がこれから輝ける拠点をつかみ、時には希望の修正や挫折の克服も糧にして、幸せを築いていって欲しいと願っています。