第337回 湘南学園てらこや、陶芸教室、合唱サークル~多彩なPTA活動

2011年11月4日

 心地良い秋の日々が続いています。今日は最近のPTA活動の中から、いくつかの動きを紹させていただきます。

 先日の10月29日(土)、『第7回湘南学園てらこや』が、開催されました。今回のテーマは<災害に役立つスキル>で、東日本大震災を経たいま、万一の災害時に私たちはどのように考えて行動したらいいかを深めるために、実用的な練習も取り入れた貴重な機会が設けられました。今回私は参加できませんでしたが、参加者の報告から概要をご紹介します。
 講師の方は、ボーイスカウト神奈川連盟県央地区・災害支援チームの代表を務められる稲葉浩明先生でした。災害時の子どもの心のケアを専門にされている方です。今回は宮城県石巻の子ども達の様子も伝えていただきながら、ロープワークや非常食の作り方など、いざという時に役立つスキルを教えていただきました。部活動で登校していたハンドボール部やバスケットボール部の生徒諸君も参加してくれました。

 11~12月には、PTA教養講座の「陶芸教室」も開講されます。講師の佐藤和彦先生は地元にご在住で、朝日カルチャーセンターの講師も担当され、湯河原do陶芸館の館長を務められる先生で、前回に引き続きご担当して下さいます。希望者の方々が全4回にわたって松が岡邸で取り組まれるこの教室は、本校の定番となって長く人気を集めてきたPTA講座です。
 またPTAサークル「ル・レーヴ」のご案内も拝見しています。今年13年目を迎えられたこの合唱サークルには、幼稚園から中高、卒園生保護者まで集まられ、和気あいあいと練習されています。10~12月にも隔週を基本に幼稚園ホールで練習されます。ここ数年も、幼稚園ミニコンサート、藤沢市民合唱祭参加、平尾昌晃さんチャリティーコンサートの参加や森山良子さんコンサートのバックコーラスなど、素敵な機会で日頃の成果を披露されています。

 こうした多彩な本校のPTA活動を通じても、在校生保護者の方々の交流の輪が、今後もますます広まっていくことを願っています。