昨日は、当初の雨の予報から一転して天気に恵まれ、皆でホッとする学園祭日和でした。今日もやや涼しく晴天に恵まれそうで、おおぜいの方々のご来場を楽しみにしております。

　来場者をまずお迎えするのは、校門周辺に並ぶ参加団体のパネル。カラフルな傑作群は印象的です。正門前の立体アーチも、ステージ企画を支える大きな壁画も、丁寧な制作でデザインの良さにはとても感心しました。
　本番を迎えた生徒達の表情は、楽しそうでキラキラしています。お揃いの特注Ｔシャツやポロシャツで団結する参加団体が多くて、校内は華やかな雰囲気です。クラス全員の名前や愛称を入れたユニフォームは印象的です。
　元気良く挨拶しながら、クラス参加やクラブ参加をアピールして校内巡回する部隊も目につきます。みんなで頑張っているから一人でも多くの人達に会場に来てほしいのです。
　「宝探し」「迷路」「お化け屋敷」系は、人気の企画です。ライバル団体も意識していろいろ工夫をこらしているようです。入場まで並んで待つ人達で廊下はいっぱいです。屋台と食堂は特に活気があり、生徒達と担任の先生が協力して呼び込み・調理・提供に張り切っています。心配な初日でしたが、完売の早い団体も多かったようで良かったです。

　昨日見学できた団体で特に印象的だったのは、まずステージ企画の『何でもＰＲしちゃえ！』です。フラダンス、アカペラ、書道パフォーマンスなど多彩な実演があり、全部は鑑賞できませんでしたが、観客の皆さんの盛り上がりは最高でした。テクノエリア３階では、理科教育の展示会が毎年必見の定番です。中学生の観察レポート・自由研究・理科工作の作品がたくさん展示されています。理科２の独自カリキュラムに基づく夏休み宿題がベースですが、「学年グランプリ」を筆頭に入賞した作品のレベルの高さにはいつも感心させられるばかりです。
　多数の文化部が作品や活動を紹介するコーナーは、いつも丁寧に見学するようにしています。年に一度の大事なイベントであり、日頃の部活動の様子が伝わってきます。
　また同窓会の皆様方による学園の歴史をたどる写真や、絵画や造形など優れた作品の展示会場は２箇所に分かれ、湘南学園の歴史の深さや卒業生の大先輩の方々のお力を垣間見る思いでした。海外セミナー（カナダ・韓国・豪州）の展示コーナーも見所や工夫がたくさんありました。

　本日の日曜日が学園祭の要です。ＰＴＡによる大バザー展もいよいよ本番を迎えられます。各参加団体の大成功を祈るとともに、多数の来場者の皆様に恵まれることを祈っています。