第1381回 長岡竜司先生をご紹介
本日は、湘南学園中学校高等学校、長岡竜司先生をご紹介します。
まずは、プロフィールから。
担当教科:理科(専門は化学)
担当学年:中学2年生、高校1,2年生
1989年生まれ(現在29歳で教員歴6年目)
出身地:神奈川県
長岡先生は、熱心な先生で生徒にもたいへん人気があります。たとえば合唱コンクールや体育祭など中高で行われる行事の際には、いつも審査員として招かれます。開会式の審査員紹介で長岡先生のお名前がアナウンスされると会場からは生徒諸君の歓声が上がります。
先日、長岡先生の授業を拝見しました。この日のテーマは「電子式」でした。
「・・・・みなさん、ちょっと考えてみてください。・・・・たとえば、公園にたくさんベンチがあって、今あなたは、そのベンチに座りたいと考えています。・・・どこに座ろうかな? ・・・と、適当なベンチを探しています。その公園にはだれも座っていないベンチがたくさんあるのですが、あるベンチにだけ一人の「見知らぬ人」が座っています。・・・・・さて、こんな状況だとしますよ。このとき、あなたはその「見知らぬ人」のとなりに座るでしょうか?・・・・それはないですよね。電子も同じなんです。あなたがだれも座っていないベンチを探してそこに座ろうとするのと同じように、電子だって空いているところを探してそこに落ち着くわけです。」
・・・・という説明でした。長岡先生の授業はとにかく分かりやすいのです。声もクリアーで歯切れがよいのです。
「もし私が学生時代にこのような説明をしてもらえたら、きっと理科が好きになっていたかもしれない・・・・」と、思えるほど実に素敵な授業でした。生徒諸君が長岡先生の授業を通じて化学の世界に入り込んでいくのが分かりました。
では、長岡先生へのインタビューの内容です。