今日は、去る１６日に行われたすてきな交流について紹介します。
　高２Ａを拠点に学園中高での留学生活を送っているニコラス・ブルックス君が、期末試験の最終日に湘南学園小学校を訪問して、小学生と交流しました。

　学園小学校は、素晴らしい新校舎を建築中です。体育館など全ての施設の完成は来年の夏以後になりますが、児童の皆さんの生活の舞台となる中心校舎はすでにこの新学期から使用され、小学生達は活き活きと楽しそうに、学び生活しています。ＨＲも廊下もいろんなスペースが変化に富み、夢ワクワクの校舎です。
　ニコラス君はまず小学校の先生の案内でぐるっと新校舎や授業風景を見学しました。屋上のスポットからは江の島や湘南の海の眺めが最高です。
　次に小学６年のあるクラスに行って、パワーポイントを使ってオーストラリアについての特別レクチャーをしてくれました。豪州の自然や動物、観光地や大都市など、編集した画面を駆使して、説明と質疑応答を担当の英語の先生が翻訳して伝えました。グーグルマップで豪州の地図から拡大接近し、メルボルン市内名所やノックス校や自宅まで写真で示して解説する様子は大したものです。パソコン設備がとても充実したノックス校の教育の様子を垣間見る思いでした。コアラやカンガルーなど動物の話題はやはり特に興味深い感じでした。

　その後メディアセンターで希望者が集まり、プレゼンと交流がありました。集まってくれた小学生達がいろいろ質問をしてくれ、翻訳を通して交流できました。「中高に進学すると、こんな留学生との交流もできるんだ！」との期待の声にも接して嬉しかったです。海外生活のある低学年の小学生が英語で挨拶に来てくれたのも印象的でした。
　更には小学４年のあるクラスへ移り、ネイティブの先生による英語授業を見学しました。各学年の「体育表現祭り」での民舞の練習見学も経て、中高に戻りました。

　ノックス校には学園と同じように小学校や幼稚園もあります。この夏に豪州セミナーの参加者諸君は、現地の小学校でも交流を深めました。教員や子どもまで幅広く、両校の体験交流の輪を少しずつ広げていけたらいいなと思います。