第1397回 半田義美先生をご紹介
本日は、半田義美先生をご紹介します。
担当教科:技術・数学
担当学年:中学1年生(技術)、3年生(技術)、高校2年生(数学Ⅱ)
教員歴:横浜市立中学校、県立高等学校、専門学校、私立高等学校等
39年目
出身地:横浜市
中学1年生の半田教室にお邪魔しました。
本日の授業のテーマは「理想の私の部屋をデザインしよう」でした。
「さあ、では自分の好きな部屋を考えてみよう!」・・・と、笑顔たっぷりで半田先生の授業が始まりました。
「先生、ここはどうやるんですか?」
「わからないんだけど・・・」と、次々に先生への質問が飛び出します。
半田先生の対応・・・
一人ひとり、その生徒との絶妙な間合いをとりながら・・・・
ユーモアたっぷりに・・・・でも丁寧に・・・
半田先生に話しかけられる生徒は、みな笑顔になっていきます。
とても魅力のある先生・・・
半田先生の魅力を一言でいうと、「味」。
酸いも甘いも嚙み分けて・・・
人としての温かさが滲み出ているような・・・
生徒の心が解放されて、伸び伸びとしていくのが分かります。
このように生徒の心をゆったりとさせる秘密は一体何なのだろう?・・・・
半田先生の「味」は、どこから来るのだろう?・・・・
一つ、確かなことがありました。
それは、「半田先生が、生徒と共有する時間を楽しんでいる」ということでした。
「とにかく今、この時間が楽しいのだ」
「生徒と関わるのが楽しい」・・・という気持ちが伝わってくるわけです。
私たち教師は昔、・・・・実は、半田先生のような教師像を思い描いて、「教職に就きたい!」と思ったのではないか。
「とにかく生徒と接する時間が楽しい・・・」そんな教員生活を夢に見ていたのではないか・・・。
半田先生の生徒を見つめる目には「温かさ」が溢れていました。
注がれている温かいものが、生徒の心を温めていたのだと思いました。
以下、インタビューの内容です。
木下:湘南学園の生徒の印象をお聞かせください。
半田先生:持ち味は、優しさですね。こちらが困っていると協力してくれるなど、本当に優しいですね。これは高校生でも中学生でも同じですね。優しく育てられてきたというのが分かります。ある意味では「怖いもの知らず」ですね(笑)。
木下:これまでの長い教員生活を通じて生徒に伝えてきたことは、どのようなことですか。
半田先生:「人を好きになれ」ということのみです。とにかくそれを生徒諸君に求めてきました。私も生徒が好きですし、とにかく可愛くてしょうがない。あと湘南学園の生徒は、大きいですね。足も長い(笑)。心も体も素直にすくすくと育ってきたという感じですね。
木下:これからの目標をお聞かせください。
半田先生:ずっと(教育に)携わっていきたいと思いますね。とにかく生徒に関わっていたいと思います。いまは、カウンセリングの勉強と日本語教師になる勉強をしています。知り合いで80歳になるのにまだ、現役の方がいて、「60歳というのは、まだまだこれからだ」と言われてしまいますので頑張らねばと思いますね(笑)。