第1401回 手作りのクリスマスコンサート

2018年12月21日

12月12日(水)、湘南学園中高ホールにおいて、クリスマスコンサートが行われました。演奏者は湘南学園吹奏楽部部員諸君、招待されたのは湘南学園幼稚園の子どもたちでした。



AM10:30

吹奏楽部部員の司会進行により、20分間のミニコンサートが始まります。

 

クリスマスソングと言えば、まず・・・・「クリスマスメドレー」からスタートです。

1曲目から、会場は大盛り上がりです。幼稚園の子どもたちが全身で音楽を楽しむ姿に、吹奏楽部の演奏者たちの表情もほころびます。

 

1曲目が終わり・・・・

司会者役の生徒が幼稚園の子どもたちの方を見て・・・・・、

 

「動物と言えばぁ・・・・?」

 

・・・・・と、会場の子どもたちに呼びかけます。すると・・・・・

 

「トナカイ・・・・・!」

 

と子どもたちの大きな声が返ってきます。

 

そして2曲目・・・・・

「RUDOLPH THE RED-NOSED REINDEER」の演奏が始まります。中高ホールの中は、クリスマスムードで満ちていきます。幼稚園の子どもたちも中高生もみな笑顔です。なんだか温かい幸せな空気に包まれていきます。


次は・・・・・、フルートからホルンまで、パートごとに子どもたちにおなじみのメロディーに乗せて楽器の紹介です。

 

そして・・・・・クリスマスソングの次の曲は、……

「さんぽ」でした。

 

「子どもたちに思いっきり歌わせたい!」・・・・そう考えたからこその選曲に違いありません。「さすが・・・・」なかなかの演出力に脱帽……という感じでした。
さて、ここで・・・・・突然、

サプライズ企画です。

 

クリスマスコンサートですから・・・・。

 

吹奏楽部の諸君は、みんなの期待に100%応えます。

 

そうです。サンタクロースの登場です。

「サンタさーんっ!」・・・・・子どもたちの大きな呼び声に応えてサンタが登場!

 

「本当にくるんだぁ‥‥」会場は大騒ぎです。

実は、サンタクロース役を引き受けてくれたのは、ハンドボール部の生徒でした。日頃は神奈川県代表となって戦う猛者の彼も、今日は幼稚園の子どもたちの握手攻めでニコニコ顔でした。

 

「あのサンタさん、足が長いわね…」と見ていたお母様方が目を細めて、サンタと笑顔の子どもたちとのやり取りを見守ります。

 

最後は、「あわてんぼうのサンタクロース」で大合唱!

幼稚園の子どもたちだけでなく、幼稚園の先生方、お母様方もみな笑顔で大合唱でした。

 

企画段階からすべて、吹奏楽部の諸君が運営するこのクリスマスコンサート。「子供たちを笑顔にしたい!」という願いのもと、部員諸君の心が一つになっていくのを感じました。素晴らしい若者たち。

演奏も・・・・・進行も・・・・演出も・・・・、素敵な空間でした。なんだか心が温まりましたね。

 

幼稚園の君たち、また来年も来てね!

吹奏楽のみんな、素敵なコンサートをありがとう!

 

Merry Christmas!