校長通信・第1418回 未来の科学者を目指して(続編)
2019年5月31日
昨年の中3夏休みの宿題について、この校長通信でいくつかの秀作をご紹介しました。
当時中3だった生徒諸君は、高校1年生となりました。
高校生としての宿題はレベルアップします。
今回の課題では、1つのテーマに対して複数の視点や主張があることを調べ、それに対して自分の意見を織り交ぜることが課されました。
教員室に向かう渡り廊下に展示された「今年の秀作」の中には、昨年も選ばれた生徒のものもあれば、新たに選抜された諸君の作品もありました。中3の夏から春休みまでの半年という時間の中で彼ら/彼女らの成長を感じる力作もありました。
その作品を読んでいると、「持続可能な開発とは何か」というテーマを考えながら環境の問題を見つめる若者の真剣なまなざしを感じるのです。
「これから」がますます楽しみです。
高橋知世さん「水不足について」 昨年のテーマは「アフリカゾウの密漁による影響」
伊勢心詞さん「ダウンについて考える」 昨年のテーマは「食塩水のろ過~持続可能な未来を目指して~」
田中かのんさん「酸化炭素と気温上昇」 昨年のテーマは「光合成と光の強さ、環境の温度との関係」
小澤ゆずかさん 「ふえすぎたシカがたべまくる」
藤原陽花さん 「水力発電にダムは必要なのか?」
斉藤敬くん 「バイオマスプラスチックはいいやつ?悪いやつ?」
吉田彩華さん 「バイオマス発電について」
平澤直剛くん 「プラスチックの海(海洋プラスチック汚染)」
三嶋寧々さん 「クジラは好きですか? それは『食』として? 『生き物』として?」
林優衣さん 「野良猫問題の解決にむけて」
野村弥生さん 「電気自動車は本当に環境に優しいのか?」
長瀬あすはさん 「世界の捕鯨問題について」
中村心咲さん ”Jellyfish mass outbreak problem”
林かりんさん 「レジ袋の追放は正当なのか?」
大脇尚洋くん「世界の森の問題について」
原田理祐くん 「宇宙の環境問題 宇宙ゴミの対策」
石倉春和さん 「~集中豪雨と地球温暖化の関係~」
三浦綾乃さん 昨年のテーマは「蓮の葉は何でもはじくのか」
山根美紀さん 昨年のテーマは「地球温暖化による水不足とその影響」
花田真美さん 昨年のテーマは「メキシコ湾原油流出事故が生物に与えた影響」
佐々木呼子さん 昨年のテーマは「海水の濃度が均等でないわけ」
小倉由理香さん 昨年のテーマは「自主的なカーボンオフセット」
神戸萌々花さん 昨年のテーマは「危機迫る北極」
小川悠貴くん 昨年のテーマは「日本食文化を護る」
森希実さん 「バングラディッシュにおける環境汚染と健康被害」
久保みきのさん 「再生可能エネルギー」
木賀葉樹さん 「割り箸使うのって、どうなの?」
戸田菜々珠さん 「捕鯨を日本はするべきか」