第272回 生徒会・諸クラブ合同『東日本大震災・チャリティーイベント』を開催!

2011年6月22日

 先週の土曜日の放課後に、本校生徒会の総務委員会と8つのクラブが合同で、『東日本大震災・チャリティーイベント』を 開催しました。
 “いま私たちに出来ることは何だろう”と生徒会執行部・クラブ長会議で話し合いを重ねて具体化し、この日の実現に いたったものです。参加したクラブは、合唱部・写真部・書道部・新軽音楽部・吹奏楽部・ダンス部・動画研究部・ 美術部でした。
 午前中の授業が終わり、昼食をとって、13:00から「ラウンジ」で募金受付と文化部の展示が始まりました。美術部・ 動画研究部・書道部・写真部が展示参加し、日頃の力作を並べて、作品コンテストなど工夫をこらしました。先日の 「松風祭」に続く、貴重な展示機会となりました。
 発表部門は「ドライエリア」と「ホール」で、13:05ダンス部によるオープニングが始まりです。ホールで、合唱部と 吹奏楽部がこの日の特別プログラムで心にしみるコーラス、演奏を行いました。続いて再びダンス部がホール前の ドライエリアで華やかなパフォーマンスを、最後はホールで新軽音楽部がパワフルなステージを披露してくれました。 どこも最後に次の団体紹介でつなげるチームワークに好感が持てました。
 合唱部は、ピアノ担当の応援も入り、新中1部員の加わる「ハナミズキ」の瑞々しい歌声が特に印象的でした。 吹奏楽部は、大勢の聴衆の皆さんでホールに入りきれない中を、胸はずむサウンドに続く最後の「陽はまた昇る」が、 “練習時間が足りなかった”との不安を消して、大震災の苦難を乗り越える希望を掲げた特に感動的な演奏でした。 ダンス部は、湘南よさこい連続入賞の実力通りダイナミックで、各学年チームと全体の熱い団結ぶりが華麗な舞いを 通して伝わってきました。新軽音楽部は、この日多数行われたクラス懇談会の帰りに寄って下さった保護者も多く、 満員の熱気の中を学年ごとのバンドの諸君が伸び伸び熱演していました。
 募金については、総務委員会の諸君を中心に精力的な呼びかけが続けられました。「少しずつでもみんなで募金しよう!」 との雰囲気にあふれ、生徒諸君が次々と募金に加わりました。またこの日見学に来られた、またクラス懇談会の後で お寄り頂いた保護者の方々が、続々と募金して下さいました。
 この日だけで、集まった募金総額は、何と20万5千円以上になりました。集まったお金は、日本赤十字社を通して 被災地に届けられます。
 高尾理事長を始め、実に多数の在校生保護者の方々が、展示や発表をつぶさに見学され、応援して下さいました。 “素晴らしいイベントでしたよ”と多数のお母様、お父様にお声をかけて頂きました。本当にありがとうございます。
 今日の大成功を起点にして、生徒諸君には「これから先、どんな取り組みを続けていけるのか」、 「自分達が関わり続けていけることは何か」を探って欲しいと思います。