第232回 自転車通学者対象の安全講習会を実施

2011年5月6日

 連休が明けて、今日から授業が再開しました。5月の春ど真ん中です。

 湘南学園中学高校には、全体で1200名近い生徒諸君が通学しています。学園の近隣に住んでいて、学校のキャンパスまで直接自転車で通える在校生のために、現在の校舎ができた時に「生徒専用駐輪場」を設置しました。

 中1新入生で自転車通学を希望する人、また他学年で新たに希望する人は、すでに連休前に集合して説明を受けました。そして本日「自転車安全講習会」を受けて、正式な登録を済ませることになります。

 駐輪場には、現在210のラックが並んでおり、その大部分が稼働中です。中1の時に登録すると、一人ひとりに専用ラックがあてられます。年度ごとの更新手続きを経て、中高6年間ずっと同じ場所で使い続けることができます。
 駅の周辺や、多くの学校でよくある光景ですが、朝のあわただしい時間帯に自転車の駐輪スペースは、急ぐ人達の乱暴な扱いで大混雑しやすいものです。ある程度管理された空間でも、自転車が重なって倒れたり、出る時に車体を出せずに苦労したりしがちです。つらい経験をしたことのある人は少なくないでしょう。本校は、在校生の快適な通学生活のため、専用駐輪場の設置と運営を重視しました。

 生活指導委員会主催の「自転車安全講習会」は、毎年春に受講が義務づけられています。市役所と警察署の専門家から、レクチャーとDVD上映で繰り返し啓発して頂きます。
 朝の1分を争う急ぎの時とか、部活動や行事の帰りで疲れている時など、思わぬ事故に巻き込まれる危険性もあります。この講習会に参加して原点を改めて確認し、ゆとりある安全運転、通学に気をつけてほしいと願っています。