第236回 校内のあちこちで受験生の自習風景

2011年5月11日

 昨日から体育祭向けの特別時間割にはいりました。色別の縦割クラス連合で競われる体育祭は、高2から中1の5学年で熱いドラマをつくります。

 高校3年生は、基本的に学校行事からは離れて、受験勉強まっしぐらの生活になります。部活動の最後の大会やコンクールは、クラブによって時期が違います。大きな区切りを経て部をもう引退した人もいれば、これから部の大きなステージが待っている人もいるわけです。
 朝早くから登校して自習する高3生が、ここ数年増えてきています。大学に進学した先輩達の講演会・相談会で、「朝勝ち」することの大切さ、早く登校して自習するリズムを築いた体験が語られ、良い影響を後輩諸君に与えているように感じられます。
 100名近いスペースを持つラウンジ、同じフロアの2・3・4階にあるスクウェア、選択授業と自習室として使われるいくつかのレッスン教室、などに分散して、受験生諸君は自習に励んでいます。
 放課後は、選択授業の関係で終わる時間がまちまちですが、図書室や教室に残って自習を続ける諸君が少なくありません。土曜日も午後遅くまで教室に残って勉強する諸君とよく会います。時には男女で席近く、または一人で黙々と。自習風景もいろいろです。

 お互いの志望校が、結構オープンにされていることにも少し驚きます。学年の仲間達と励まし合って頑張ろうというオープンな気風が、本校はとても強いなと感心しています。きっと苦しい時にも大きな支えになることでしょう。