第1434回 湘南学園小学校音楽会
2019年11月13日(水)、秋の清々しい日に、湘南学園小学校の「音楽会」が行われました。会場は藤沢市民会館大ホール。
♬コーコケッコッコー夜が明けたーっ♬
吉津先生の、さわやかなピアノ伴奏に合わせて、学園小学校全校児童の合唱が始まります。この合唱は、本番の出し物ではありません。湘南学園小学校は、子どもたちの歌声が響く学校・・・。入学式も、卒業式も、大きな行事の始まりのときには、先生のピアノ伴奏が始まると子どもたちが、伸び伸びと歌声をあげるのです。何とさわやかな空気感・・・
そして、いよいよ音楽会の始まりです。
トップバッターは小学校2年生から・・・
小学校2年生、らいおん組が歌い始めます。ステージの1番目は緊張して声が出てこないものですが、ものすごいパワーで会場の聴衆の心を引きつけます。すごい!・・・
小学校2年生の合唱の次は、3年生です。昨年の経験を活かした堂々たる演奏。印象に残ります。
(1~3年生の合唱の指揮者は先生方です。指揮をする先生方のうしろ姿を見ていると・・・・、そのお人柄が伝わってきます。)
さて・・・、次は、4年生です。
引き続き合唱なのかな?・・・・・
4年生は、3クラス合同の音楽劇「みならい天使」・・・
力のある歌あり・・・・、ユーモアのある演技あり・・・・、彼らはミュージカルアーティストのようでした。
その次は、1年生・・・、今度は3クラス合同の学年合唱です。
可愛い・・・・、新鮮・・・・、一生懸命・・・・、なのですが・・・
それだけではないのです。中には「合唱の顔」で歌っている子がいるのです。
「私たちの歌を聞いてね!」・・・と、堂々としたパフォーマンスに脱帽・・・。
5年生、6年生は「さすが!」の一言。指揮、伴奏、合唱、それぞれの役割をしっかりと果たす彼らの姿に「頼もしさ」を感じました。凛々しい雰囲気・・・・。
・・・・あっという間の2時間半でしたが、最後は全員合唱「いのちの歌」。おそらく、会場の多くの人々が、ホールに響く子どもたちの美しい歌声を聴きながら、胸が熱くなるのを感じていたのではないか・・・・
素敵な音楽会でした。
私は・・・・、
子どもたちの表情と、子どもたちに接する先生方を見ていました。
柔らかく伸び伸びとした子どもたちの表情と、寄り添い見守る先生方の視線の温かさ・・・
舞台には、ハプニングも起こります。
ある場面で・・・・、
ほんのわずかな出来事が起こった時のこと・・・、
右どなりの男子と左どなりの男子が同時に、その子の肩に手を当て・・・・、まるで「大丈夫だよ、心配ないよ・・・」と声をかけているかのようでした。自然なそのしぐさ。学園小の子どもたちの友との絆、寄り添う気持ち、心のやわらかさ。
そのとき、私の頭に浮かんでいたこと・・・、
中学校に入学し、学園小出身者と中学入試を経て入学してきた諸君とが、とても自然な形で溶け込み合うことができている理由がわかったような気がしました。
「他者尊重‥‥、受容、寛容の精神・・・・」
彼らの人としての品位の高さを感じます。
最後は、小学校校長、河本洋子先生のお話・・・、小学生に負けないくらいパワーのある明るい先生の声が会場に響き、大きな拍手に包まれていましたね。
「みんなが輝いて・・・・」という先生の言葉が心に残ります。
湘南学園小学校の先生方、素晴らしい音楽会でした。ありがとうございました。湘南学園小学校は素敵な学校ですね。
そして、小学校児童のみなさん・・・・、湘南学園中学校高等学校に入学したら、色々なことにチャレンジして自分自身の素敵なところを伸ばしていってください!待っていますね!
さあ・・・、
次は、中高の出番ですね。
2020年1月24日(金)、中学校高等学校合唱コンクールが行われます。会場は、藤沢市民会館大ホールです。中高のもっとも素敵な行事のひとつです。中学校合唱コンクールのテーマは“symphony”、高校合唱コンクールのテーマは“colour”です。多くの保護者のみなさま、卒業生諸君、そして一般のみなさま(事前予約不要)にご来場いただければと願っております。どうぞ、よろしくお願いいたします。