第217回 中学1年生も今日から授業開始

2011年4月12日

 中1新入生の皆さんも、今日から平常授業に入りました。
 毎時間入れ替わりで担当の先生が変わり、各科目のこれからの授業内容や学習の仕方の説明が続き、緊張が続くことと思います。それぞれの先生方の話し方、雰囲気とか個性にいろいろ興味がわくことでしょう。朝や放課後、休み時間、昼休みには、周囲のクラスメイトとの語らいが広がることでしょう。
 授業中に校舎をざっと廻ってみると、どの学年でも概して新しい授業の始まりにふさわしい緊張感が感じられます。「今年はちゃんとがんばろう」と決意を新たに向かう諸君も多いことでしょう。新しい教室で、新しい級友と共に新しい授業に向かう、いまの初心を忘れないで進んでいってほしいと思います。

 さて、おととい日曜日は、桜のお花見のピークだったと思います。
 筆者も家族と近場のとっておきスポットに行ってみました。まず綾瀬市役所の前です。有名ではないけど近年出来たお気に入りの場所です。小さなお子様達を連れて、高齢のご家族は車椅子でゆっくりと・・・・・・様々な家族の団らんの景色がありました。
 そこから大和市内の「千本桜」へ移りました。引地川に沿って1キロ以上も桜並木が続くすてきなスポットです。約800本もあって、長い歴史を重ねています。地元の住民の方々がゴミ拾いや樹木の診断や他の花植などいろんなお世話を年間を通して重ねておられ、毎年このお花見を楽しみに来る人達を支えています。お客さんは入場料も負担せずに存分にお花見を満喫し、ピーク時には近隣の方々が用意された出店も楽しめるのです。
 昨日は最高の桜満開でした!川の両側から枝垂れるように下がって咲いていおる桜は、あまりに美しくて立ち尽くします。桜の中で家族の写真を撮り、ゆっくり味わいながら歩きます。例年以上に大勢の花見グループがマットを敷いて飲食し、最良のひとときを過ごしていました。

 引地川は、大和市の「泉の森」を源流とし、南へ南へと進んで綾瀬市と藤沢市を通り、鵠沼海岸の湘南海岸公園から相模湾に注ぐ、地域密着の河川です。全長は21キロ以上あり、各地に多くの橋がかかっています。筆者も毎日の往復通勤でこの川を渡ります。
 藤沢市湘南台の円行付近にも、素晴らしい桜並木があります。遊歩道に沿って点在するベンチも頼りに散歩にはもってこいのスポットです。大庭には「引地川親水公園」もあります。引地川は、各通路の地域住民に親しまれる川です。河川清掃など市民ボランティア活動も行われ、魚や鳥が集まる区域も回復増加してきました。

 神奈川県内にも、桜の名所はたくさんあります。川沿いに桜並木が続く風情はまた格別です。桜は一面にすぐに咲き、すぐに潔く散ってしまうからこそ、日本人はこの季節を毎年待ちわびています。高校生や中学生もご家族や友達とお花見を重ね、この美を再発見して人生の楽しみを増やしてほしいものです。