第219回 全校一斉に健康診断を実施

2011年4月14日

 今週はポカポカ陽気が続いています。コートも手袋もマフラーもそろそろお休みに入ります。新学期を祝って桜の花も何とか保ってくれています。
 学校の最寄り駅の「鵠沼海岸」駅から湘南学園の校舎まで徒歩8分ほどですが、毎朝の通学路は心が和みます。多くの家のお庭に桜の木があり、めいっぱい咲いてくれています。いっしょになった高校生も「今年の桜はけっこう持ちますよね」と気づいていました。桜よありがとうです。この後も散った花の絨毯や葉桜の風情を楽しみたいと思います。

 さて今日は、全学年がローテーションを組んで健康診断を行います。授業への影響を少なくするために、様々な検査を一斉に実施する方式をとっています。
 検査項目は、「身長・体重・座高・視力」「胸部レントゲン」「歯科検診」「聴力検査」「心電図」「内科検診」「尿検査」と多岐にわたります。学年により実施項目は少し変わります。
 学校医の先生方、多くの医療機関に来園いただき、保健室の先生方を中心に大部分の先生がサポートで分担に入って円滑に実施されます。合い間をぬって3月にできなかった個人写真撮影も行われます。
 精緻な実施要項とタイムスケジュールが組まれ、校舎内のあちこちに分散して設営され、在校生諸君の自覚的な協力を得て、整然と進められます。

 むかし筆者にとって健康診断は、少し期待する、でも憂鬱もある通過点でした。小学校時代からクラスで背の順はいつも1番目か2番目でした。これが自分だからと気持ちの踏ん切りはついていましたが、出てくる数字はやはり気になりました。中学生になり目に見えて伸び出して安心したものです。

 生徒諸君にとって健康診断は自分自身のからだと向き合う機会です。自分の健康状態や食生活、生活習慣を振り返り、改善を心がけてほしいと思います。