中学３年生の研修旅行は、ほぼ良い天気に守られながら、いよいよ最終日を迎えました。

　本校の中３諸君が旅行の後半でお世話になったのは、瀬戸内海に位置する山口県の周防大島を中心に、浮島、笠佐島と合わせた島々が舞台でした。
　島で用意して頂いた多彩な体験学習にトライし、５１軒もの民家の方々のご尽力により、２泊もの貴重な宿泊をさせて頂きました。それぞれの家業のお手伝いなども通じて、家族同然にもてなして頂いたのです。
　写真は、入村式で民泊先の方々とお会いする場面、体験プログラムのうち「茶がゆ・ジンダ味噌」チームでお魚を真剣にさばいている場面、昼食で「かいもち」チームの作ったかいもちを頂いて大満足の場面、そして民泊先でお世話になっているご主人と釣りに出かけた帰りの場面です。朝６時に船に乗り、５時間ほどかけて４０匹もの収穫があったそうです！ふだんおとなしい方の三人がワイルドになった感じがあったと、担任の先生から報告がありました。

　瀬戸内の美しい風景、美味しい地元のご馳走、そして何よりも民泊先の皆様の思いやりあふれるおもてなし。かけがえのない貴重な素晴らしい人生経験になったことでしょう。
　各島で今朝それぞれの離村式を行い、お別れのセレモニーが行われます。島を離れるバスの移動は、想い出とさみしさの入り交じる濃い雰囲気に包まれることでしょう。広島まで戻って新幹線での帰途となり、夕方には新横浜で解散になります。それぞれご家族にいっぱいお土産話を届けてほしいものです。

　なお本日は、学園小学校において、全校をあげての「公開研究会」が行われます。「学び合い」を研究主題に、学外からも多数のご来園者を迎えて、研究授業や記念対談、分科会などが終日実施されます。詳しくはぜひ小学校のサイトをご覧下さい。
　また明日は、学園中高が、中学受験の大手模擬試験の受験会場校のひとつとなります。多数の小６受験生の人たちが模試を受け、保護者の方々を対象にした説明会なども催されます。この機会に多数の皆様にお会いできることを楽しみにしております。