第1476回 第2回・中1オリエンテーション

2021年6月25日

 本日の5・6校時を使って、中1オリエンテーションの第2弾が行われました。今回のテーマはズバリ「勉強」。中学校初の定期試験を終えて、その結果が返ってきた今、いったい何をすべきなのか。まずは先輩である高1・高2生の体験談とアドバイスを聞きました。

「答案が返されたら、間違えた問題を解き直してみるといいんだよ」とか、「僕は、試験前に限らず、どの科目にどのくらい取り組んだのかをアプリを利用して記録してるんだけど、コレってモチベーション上げるのに役に立つョ」とか、「自分に合った勉強法を早めに見つけられたら一番いい。今のうちからいろいろと試してみてネ」「自分が本当に理解できているかどうかは、自分でアウトプットしてみないと分からないと思うよ」‥‥といった感じで、教室に代わる代わる現れて話してくれる先輩たちのアドバイスは実に具体的で的確なものばかりでした。

6校時目は現在も卒業生サポーターズとして協力してくれている加藤くんから、自分の6年間を振り返ってのお話がありました。加藤くんいわく、「小学校時代の自分はサル。中学時代はそこから少しずつ類人猿レベルになっていき、高校ぐらいでようやく一人前の人間になってきた感じがする。なにしろ中学時代は授業もロクに聞かずに試験前の勉強に賭けてきたようなところがあって、それって結局『独学』しているのと一緒。短期間にいくら詰め込んだって出来ることは限られているし、テクニックは身についても本当の力にはならない。やはり毎日しっかり取り組んでいる人にはかなわないと気づいて、授業もきちんと聴くようになった高校時代からの方が日々の勉強がむしろ楽になってきた」というのです。

今回の試験を終えて中学1年の皆さんも日々のクラブ活動が本格的に始まりましたが、疲れもたまっていく中で、毎日の勉強と両立させていくことの大変さも実感するようになるでしょう。そんな時、今日聞かせてもらった様々なアドバイスや体験談を思い出して、自分はどうしていったらいいのかということを改めて考えていってもらえればと願っています。