「小春日和」というすてきな言葉があります。晩秋から初冬にかけて、おだやかな晴れた日の雰囲気は、とても気持ちがいいものです。今日はもう１１月の最終日になります。

　試験期間の前の一週間は、全校生徒の登校がいつもより早めになります。
　中学を中心に、登校３０分前からの「朝自習」が奨励されています。放課後はやはり中学を中心に、様々な学年対応がなされています。中２では全教室が開放され、自習で残る生徒達に質問対応で先生方が巡回しています。中１では毎日日替わりで複数の教科別の放課後学習会が開かれています。高校進学を控えた中３は、教科別に朝の学習会、朝小テスト実施、その結果を踏まえた放課後の再試、放課後学習会が組まれています。高校生諸君は、科目担当の先生と一対一で質疑応答をしてもらっている場面も多く見られます。

　生徒諸君が朝や放課後に勉強するのは、教室、図書室、教員室前質問コーナー、ラウンジ、スクウェアなど校内の様々な場所にまたがります。ひとりで、または友達と、お気に入りのスペースで勉強できるのがいいところです。もちろんすぐに帰宅直行する諸君も多数います。自
分の部屋こそ一番集中できるという諸君も少なくないことでしょう。
　自分が中学～高校生の頃は、夕方少し仮眠してから本腰を入れて、というパターンが多かったようです。復習すべき量の多さを知り、ふだんの勉強の甘さから午前様の日が続くこともよくありました。いま在校生諸君はそれぞれ総復習に追われる日々のはず。電車通学の諸君にはその時間の努力も広がっていることでしょう。マスクをする諸君も多くなってきました。体調の維持と地道な健闘を祈っています。