今日高校１年では、様々な専門分野から大学の先生方をお招きして、校内で「大学模擬授業」を実施します。高１の生徒諸君は、自分の興味ある分野の授業をそれぞれ２コマ選んで、受講してもらいます。
　高２以後の「文理選択」へ向けた重要な岐路にある生徒達にとって、大学での学びのイメージを深める、貴重な機会になることでしょう。諸大学の先生方は、本校のためにご多忙な中を時間を割いて来園して下さり、それぞれの専門、研究分野について、入門的な講義を準備して下さいます。
　本日の特別講義のタイトルは以下の通りで、１１の講座が開講されます。

・「目標が人を動かす～モチベーションの心理学～」
・「Ｗｈａｔ　ｉｓ　Ｈｉｓｔｏｒｙ」
・「企業経営と人間～企業の不祥事との関連で考えてみよう～」
・「社会科学における数字の使われ方」
・「やさしい自然数の話～ピタゴラス数からフェルマーの採取定理へ～」
・「高速・大容量の情報伝送を支える通信技術について」
・「生命化学と大学での勉強・生活を見てみよう!」
・「薬剤師の仕事と６年制薬学教育」
・「交通事故のリスクは誰が負うのか？」
・「『Ｌｉｆｅ』を支える～あなたのまわりにいる看護職者～」
・「暗証番号の次に来る認証方法は？」

　大昔(？)自分が大学に入って新鮮だったのは、必修の授業もある一方で、数多くの講座から自分で選択できる授業もかなり多かったことです。内容のしんどいテキストもある一方、社会学や教育学など自分の関心の深い授業は受講が楽しみになり、担当の先生に質問などして対話する機会が得られると、張り合いがありました。
　高１の諸君もこの機会に、来園して下さった先生に積極的に話しかけ、質問してほしいと思います。また興味を持ったら、図書室や大書店に足を運び、関連する書籍を探してほしいものです。