第604回 今日と明日は大学入試センター試験!
この重要な全国一斉テストが、真冬の厳しい季節に行われることは印象的です。昨年はいろいろと大きなトラブルが起こり、今回はより厳重な準備・点検がなされているようですが、大雪その他で交通事情の大変な受験生は、さぞ心労が重なることでしょう。
本校では今年も高3学年の大部分の諸君が、センター試験の受験に臨みます。今回は受験会場が近場の大学となったのは嬉しいことでした。学年の先生方もけさ何名か現地に激励に行っています。これまでの勉学の成果を十分に発揮できるように祈るばかりです。
先日発行された高3学年通信には、持ち物&注意事項の詳細と熱い励ましメッセージが記されています。こんな助言がありました。
「・・・・・・呼吸法なども身につけると、試験場でのアガリ対策にも有効です。アガルと言うくらいで、緊張すると、胸の上の上で息をしてしまうことに気がつきます。これをググッと下へ、臍の下まで持っていき、肩を上げずにできるだけゆっくり、何秒もかけて吸う、吐くを繰り返してみて下さい・・・・・・ 平常心は、まさに平常の積み重ねが生み出すものです。ここまでの自分の積み上げを振り返って自信を持ちましょう!!」 心に留めたいアドバイスでした。 |
注目したのは、あとに続く在校生の中でも「センター試験同日体験受験」にチャレンジする諸君が結構いることです。予備校系の実施ですが、今年度の試験を同日の夕方から夜にかけて実際に受験してみるというハードな試みです。
高1はまだ履修範囲が相当に足りないので参加者は数名ですが、来年に本番を控えた高2では、実に50名以上が参加すると聞き、その意欲を頼もしく思いました。この時点で実際に同じ試験を受け、その結果を自己採点してみることで、自分が目標とする大学・学部・学科に合格するためにあとどのくらいの努力が必要なのかを考えることができます。「現時点での差異」を実感し、自己診断して、これから一年間の勉学に向けた決意を深める貴重な体験になることでしょう。
昨日発行された高2学年通信では、このチャレンジの意義と、センター試験受験上の諸注意が記され、具体的な留意事項や活用上のポイントがわかりやすく説明されていました。
まずは受験本番の高3諸君が、納得できる得点を獲得して、今後の受験シーズン本番へ向けて大きな展望を広げていけるように祈っています。