第605回 大学入試センター試験を経て~受験シーズン本格化!
この土曜日と日曜日は、「大学入試センター試験」の当日でした。
今回のセンター試験には、全国で57万3千人以上の高3生と浪人生が志願しました。昨年より3%増えて、そのうち今春の高校卒業予定者の志願者は約46万人と過去最多になったそうです。
関東地方はまだ天気に恵まれましたが、北海道・東北・北陸などでは大雪の地域もあり、気温は平年より低めでした。TVニュースはもちろん、試験問題の抜粋などが全国紙にも毎年掲載され、世間の強い関心を集めています。
この全国規模の共通テストは、それ以前の「共通一次試験」が改組されて1990年に始まり、毎年続けられてきました。国公立大学の一次試験にあたるとともに、多数の私立大学もこの枠を利用した選抜をどんどん組み込むようになりました。様々な問題点が指摘されながらも、全国の受験生の前に立つ大きな関門として重要性を増してきたのです。今回もセンター試験の結果を入試に反映させる大学・短大は過去最多の840校に及ぶそうです。
学園の高校3年生は、今年も全員に近い諸君が出願しました。推薦入試で合格した諸君も出願して受験する諸君が多数いました。そして学年の大多数の諸君にとっては、この受験がその後の連続受験の大事なスタートとなります。
高3の諸君は、12月の途中で通常授業が終わり「指定登校期間」に入っています。その後5教科諸科目の「高3冬期講習」が校内で開講され、年末年始もこれまで通り登校して自習に励む諸君の姿がありました。元旦に自習で登校した諸君が今年も20名以上いたそうです。先週も16~17日に「センター試験直前実戦演習」が行われました。各自懸命に追いこんで当日を迎えたのです。 学年の先生方も受験会場の最寄りまで最後の激励に行っています。緊張の中で受験に臨む在校生諸君にとって大きな励ましになったことでしょう。
今日は高3の指定登校日で、センター試験の自己採点が行われます。それぞれの結果に一喜一憂もあることでしょう。でも上手に気持ちを切り替えて、今後も続く長いたたかいに強気に臨んで欲しいと思います。
いよいよ大学入試シーズンも本格化しました。高3諸君からの朗報が次々と届くことを期待し、エールを送り続けたいと思います。