本日、第２３回湘南学園合唱コンクールを、鎌倉芸術館で開催します。
　まず高校の部を10時10分に開会します。高２と高１の合計１０クラスが競います。歌う順番はくじ引きにより、各クラスは入退場合わせて７分以内でステージに立ちます。これは中学生も同様となります。

　高２諸君にとっては、今回が実質的に高校生活最後の学校行事になります。文理のコース別から男女の人数差でハンディのあるクラスもありますが、いろいろ工夫して臨んでおり、例年高２の意気込みと実力の高さには定評があります。今年の高１は中３の時に大激戦を演じた経過もあり、高校はかなり難しい曲を選ぶクラスもあります。全体のレベルは相当に高くなりそうです。
　午後の中学の部は13時00分に開会します。中２～中１～中３の順でやはりくじによる順番で各クラスが歌い、学年別の審査となります。風邪やインフルエンザで直前に欠席が多かったクラスもあって心配もあります。

　結果発表に先立って、高校では全体合唱とＰＲビデオの上映があり、中学では合唱部によるコーラスの披露があります。そしてそれぞれの部で、高校および中３の優勝クラスによるアンコールのコーラスがあります。
　実行委員会の生徒諸君が、すべての運営を仕切り、会場での指示から感動の表彰までを担います。まさしく「手づくりの合唱コンクール」です。

　毎年、実におおぜいの保護者の皆様がご来場されます。一般の外来者の方々もご参観になれます。教員による受付を必ず通って頂きます。座席は自由席で、会場の２階席と３階席を用意しております。お時間がとれましたらお気軽にご来場ください。
　私は今回も、両方の部の審査員に加えて頂いていますが、重圧と緊張でいっぱいです。楽譜集もお預かりしますが、十分な参照は困難なのが申し訳ないです。しっかり耳を澄ませて聴くばかりです。

　直前には入退場のイメージにも意見を出し合い、入念な準備を重ねるクラスの様子を垣間見ました。寒い日々の中を頑張ってきた全てのクラスが、練習の成果を最大限に発揮できるように祈っています。