第617回 未来志向の国際交流~日中豪シンポジウムまで多彩な企画!
中国の昆明市は、藤沢市の友好都市にあたる大都会です。雲南省の省都であり、人口は726万人というから驚きです。
その名門校で日本語を専攻する大学生と引率の先生、ご一行9名の皆さんは、明後日いよいよ来日されます。午前中にウェルカムレセプションを行い、中国の国歌を作曲したニエアルの記念碑(鵠沼海岸にあります)をともに参拝し、その後江ノ島の観光を楽しんでもらいます。
12日から、オリエンテーションと校舎案内を経て、湘南学園中高の通常授業に参加してもらいます。書道の体験授業もありますし、PTAサークル・湘友会の方々のお世話で、茶道も体験してもらいます。そして中学や高校の英語や国語や社会の通常授業に参加してもらいます。
放課後には、中国語の初級講座を開きます。藤沢市民の方々にも、事前連絡で参加して頂くことが可能ですので、ご関心のある方はお問い合わせ下さい。
学園小学校の制作展の見学、本校調理室での中華料理作りと学園生との会食の機会も設けています。東京都内観光や鎌倉観光も組み込まれています。
更に16日午後には「日中豪青年シンポジウム」を開催します。中国人留学生8名と、この春の本校卒業生4名、そして豪州のノックス校から来日しているニコラス君も参加してくれます。一昨年秋に学園へ留学生として来てくれた日本びいきの素晴らしい青年です。それぞれの学生生活を紹介し、それぞれの将来の夢や語り合い、それぞれが暮らす社会についても率直に話してもらいます。グローバル化の進む国際社会に生きる青年どうし、様々な意見交換をしてもらいたいと思います。
中国人大学生の皆さんにとっては初めての海外旅行です。関心を抱いてきた日本に来られて、わが学園と在校生の雰囲気や、様々な街の様子、ホームステイして垣間見る日本の家庭生活、日本の食文化などをどのように感じ、考えてもらえるか。昆明からの学生達との交流をとても楽しみにしています。何よりも在校生、卒業生との触れ合いの機会が豊かに広がることを祈っています。