第643回 学年別時差登校の重要な一日

2013年3月22日

 ここしばらく初夏のような日々も経て、街でも職場でもシャツ1枚で生活する姿が多くなってきました。寒さから身を守ってくれたありがたい冬物はそろそろお休みに入りそうです。
 桜の開花予想は例年よりかなり早まり、皆さんあわてる思いでしょう。早咲きの濃いピンクの品種は、近隣でももう満開です。都内各地に続いて神奈川県内の名所も、今週末にはお花見のピークを迎えそうな勢いです。
 それにつけても花粉症の激化にはまいります。今年は“花粉症デビュー”の人たちが激増しているそうです。私も目の痛み・鼻水・くしゃみの「三重苦」が深刻です。目薬とマスクとティッシュは「三種の神器」と呼べるほど必需品であり、これらなくして暮らしていけない季節でもあります。

 今日はひさしぶりの全体登校日です。各学年ごとに時差で登下校します。在校生の皆さんが明るい気持ちで登校することを願っています。
 教科書の受取や購入、写真撮影、大掃除、学年集会、LHR、生徒総会など、今年度を振り返り、新年度をイメージして展望する大切なイベントが入れ替わり立ち替わり続く一日なのです。
 さらに中学3年生に対しては、「高校ガイダンス」が行われます。また高校2年生に対しては、「卒業生による合格体験講演会」が午後いっぱいに時間をとって実施されます。「パネルディスカッション」、「分野別講演会」、HRをはさんでさらに「個別質問会」が行われます。
 卒業生による学習支援は、この数年間で格段と内容が充実し、在校生にとって刺激とヒントに満ちたサポートを受けられるようになってきています。
 大学受験に挑んだ先輩たちの貴重な体験や教訓を、あとに続く後輩たちにしっかりと伝えてこれからの勉学努力の弾みにしてもらうこと。これは学校としていま一番重視していることのひとつなのです。