全国高校生交流会に行ってきました!

2018年7月18日

こんにちは。普段は総務委員会広報部門がこの生徒会日記を書いているのですが、今回は2018年度から高校1年生以下の有志が集まった総務委員会の部門である、総務委員会学外活動推進部門が記事を書かせていただきます。

5月3日に行われた全国高校生交流会、4日に行われた新入生歓迎フェスティバルに本校の総務委員の5名とクラス委員の1名で愛知県へ行き、参加してきました!

3日の全国高校生交流会では全国から集まった高校生によって各県・各校からの活動報告を行なったり、分散討議を通して意見交換を行ったりしました。
神奈川県・東京都の合同発表では3月に東北Study Tourに参加した本校総務委員のうち2名がプレゼンをしました。

多くの学校は私学助成に関する署名活動、平和を考える活動、被災地支援など学外での活動を中心に生徒会活動を行なっていて、校内の活動に力をいれている湘南学園の生徒会活動とは異なっていました。そのため私達は、もっと学外にも目を向けていくべきだと改めて感じ、少し落ち込んでいたのですが、湘南学園の生徒会活動は委員会の立ち上げや予算…全てを生徒達が考えていると伝えると、全国の高校生達にとっては珍しい事らしく、興味を持ってくれて色々質問してきてくれました!

4日の新入生歓迎フェスティバルでは実行委員会が中心となり、全国高校生サミット、模擬店、群舞などのイベントが行われていました!
全国高校生サミットではイラクで支援活動を2000年から続けているエイドワーカーの高遠菜穂子さんのお話や平和大使に任命されている高校生のお話、私学無償化を訴える高校生のお話などを聞きました。

 

この2日間を通して1番印象に残ったことは“高校生は無力じゃない”と訴える高校生たちがたくさんいたことです。それは神奈川県でも証明されてきていて、その代表的なものが私学助成についてです。このあいだ神奈川県の就学助成金を受け取れる親の所得金額が引き上げられました。そしてこの出来事は署名活動を続けてきたある私立高校の努力があったからだとも考えられます。
湘南学園は幼稚園から高校まである一貫校。バイトは基本認められておらず、兄弟も私立に通っている人が多い。少なくとも全員が中学校から私立に通っています。ですがこれは当たり前のことではないんです。「私立に通う=経済的に余裕がある」ではありません。高校生交流会で出会う人たちの中には経済的に苦しくてバイトを週に何日もしている人、私立高校に行ったことで親の仕事が忙しくなり親から辛い言葉をかけ続けられている人もいます。言えないだけでこのような状態の人は他にもたくさんいるのではないかと思っています。高校生フェスによる高校生1万人アンケートによれば、7割の高校生が親に後ろめたさを感じながら私立高校に通っています。そんな高校生たちのためにも、湘南学園生である私たちも自分ごとと捉えて生活していこうと思います!

最後まで読んで下さりありがとうございました!