全国高校生交流集会 2日目
こんにちは。総務委員会学外活動推進部門です。
前回の生徒会ブログの続きである、全国高校生交流集会の2日目(7月30日)の様子をお伝えします。
2日目、湘南学園は分科会のみに参加し、長野県の松代大本営(まつしろだいほんえい)に関する松代象山地下壕(まつしろしょうざんちかごう)と歴史館を訪ねました。
まず分科会では異なる内容のものが同じ時間に行われるため1人1人が興味のある分科会に行きました。今回の分科会は
『学費問題・奨学金問題』
『震災復興とボランティア』
『平和』
『生徒会活動と行事づくりの交流』でした。
私は『震災復興とボランティア』の分科会に参加したのでそこで印象に残った話をさせていただきます。
話をしてくれたのは山形県に住むある高校生です。その方は友達が津波で命を落とした事をきっかけに震災から3ヶ月後、避難所へボランティアとしていったそうです。その際、千羽鶴を渡したのですが、渡した時に「こんなものはいらない。物資がほしい。」と言われてしまったそうです。そんな事言われてしまったらとても悲しいですよね。でもその時その方は反省し、気付いたそうです。「自分は被災された方の立場で物事を考えられていない。つまり東日本大震災を自分事じゃなくて他人事にしている自分がいた。」と。その後もう一度、大量の物資をかき集めて被災地へ行ったそうです。
高校生にできることには限度があって、社会に大きな影響を与えられることはごく稀です。しかし私たちの行動は無駄ではないと思える理由は微力は無力じゃないからです。私たち高校生でも辛い思いをした方々の気持ちを考え、自分だったらどう感じるか?と考える。つまり自分事として捉えたら、その時私たちは微力ながらも誰かの役に立てます。このことを、このお話を聞いて改めて思いました。
午後は松代象山地下壕と歴史館を訪ね、戦時中、国体維持のために多くの人々が劣悪な労働環境で働いた過去、命や土地を奪われた過去を学びました。
今回の高校生交流集会でも私たちはたくさんのことを学ばせていただきました!また、今回なんと中学1年生が2人も参加してくれて、まだ授業で習っていない内容が取り上げられる中、必死に頑張ってくれました!
2日間私たちに多くの事を伝えてくれた全国の高校生、本当にありがとうございました!
これで2日目の報告を終わります。
最後まで読んで下さりありがとうございました。